■ファッションの目的は楽しむ事ではないが、やったら意外と楽しかった

エントリ『「ファッションに興味ない人達」が勘違いしていること』の投稿者です。

前エントリの補足と、私が人並みにファッションを楽しむようになった経緯を書かせていただきます。

エントリ『「ファッションに興味ない人達」が勘違いしていること』で述べた私の考えは、要約すると以下のようなものです。

【ファッション＝楽しむもの】という認識は、勘違いである。ファッションを趣味として楽しんでいる人間は少数であり、多くの人は必要を感じてファッションに気を使うようになる。よって、ファッションが必要だと思わないのであれば、それでよい。

これに対して、以下のような意見をいただきました。一部を引用します。

むしろ、あなたこそ勘違いしていると思われる。

「ファッションに興味ない」の逆は「ファッションに興味ある」であって（厳密に言えば興味ないことはない、だが）「ファッションに（マナー的な意味で）気を使う」は「ファッションに興味ない」とは相反しない。

（中略）

問題にしているのは「興味があるかないか」の話であり、「気使えているか」という話は別だ。そこをそもそもあなたは勘違いしている。

http://anond.hatelabo.jp/20081026221516

「私の勘違いだ」とのことですが、違います。これは「ファッションに興味ない人」という言葉の解釈の違いです。

この方は「ファッションに興味ない人」という言葉を、「ファッションには気を使うが、ファッションそのものには興味を持たない人」と解釈されていますが、わたしが想定していたのは「ファッションに興味を持てないことを理由に、身なりに無頓着な人」です。

なぜ私がこの想定に至ったか、理由を述べます。もともとの増田さんの日記には、「寒くなってきたけど羽織るもんがないとかそういうときに買い足すのみだった、てか今もほぼそうだけど。」や「でもなあ、一趣味とするには余りに広すぎるよな。ハマってる人の規模。」といった記述があります。わたしはこの文を読んで、この方が服装に無頓着で、「ファッション＝趣味」という勘違いをしていると受け取ったのです。

あるときからファッションが楽しくなった（増田の場合）

私も、けっこう長いことファッションには無頓着でした。興味を持つようになったのは、大学３年になってからです。これはバイト先の同僚の、ある一言がきっかけでした。その一言により、私はファッションを必要なものだと考えるようになりました。

その日からわたしはファッションに対しての試行錯誤と、多くの失敗を繰り返しました。恥ずかしい思い出も山ほどあります。そうこうするうち、自分の好みというものが見えてきました。ファッションにおいて、自分がどんな格好をしたいのか具体的にイメージを持つことは、とても大事なことです。わたしの場合、その好みに近いファッションセンスを持った知人がいたことが大きな幸運でした。その知人の毎日の私服をチェックしては参考にし、自分なりに取り入れていきました。

そんなある日、その知人が私の身に着けていたものに何気なく「それいいねー」とコメントをくれました。

努力が報われた、というのは大げさすぎますが、ファッションの楽しさが垣間見えたような一言でした。

今でも失敗を犯すことは多々ありますが、そういう周囲からの言葉が私にとっては普段のファッションに対するモチベーションになっていると思います。

ファッションの楽しみ方まとめ

• 最初は自分の好みがわからない。最初は失敗ばかりでつまらない。
• そのうち自分の好みがわかってくる。ちょっと楽しくなる。
• その好みをもとに、具体的な服装のイメージができるようになると、もうちょっと楽しくなる。
• そのイメージにピッタリの服を、お店でみつけたりすると、けっこう楽しくなる。（ただし、予算オーバーだと悲しい）
• その服を着た自分がイメージどおりだったら、だいぶ楽しくなる。
  （私の場合、ここでいつもつまずきます。イメージしてたのと鏡に映った姿が違う！）
• その格好を褒めてもらうと、すごく楽しくなる。

以上

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