2008-10-10

行き場を失った投資マネーはどこへ行くのか。

今年の春、ドル円が100円の壁を突破した。


こんな円高ってすごくね?チャンスじゃね?

そう思い、ドル買いに走ろうとした。

しかしそんな歴史的な100円突破を機に、やたらと目にした記事。

ソニーバンク等で外貨預金の問い合わせが急増」

同じことを考える庶民はたくさんいたみたいで、ドル預金がブームになりつつあるという記事が増えた。

しかしマスコミが取り上げたり庶民が投資に走る場面で、想像とは逆に動くのが相場というものだ。

これは恐らくドル円80円とかまで突っ走って庶民涙目…みたいな展開を予想。

結局手が出なかった。

しかし予想を裏切られたのはオレの方だった。

ドル円は108円くらいまで戻った。

え?なに?95円でドル買ってたら13円も取れてたの?

と、アホな皮算用をしても手遅れ。

次に100円割ったら買っちゃうぜ!

そんな妄想を抱き、時は流れた。

そして先月のリーマンショックに始まる金融危機

世界経済を牛耳ってたアメリカ証券が事実上姿を消した。

そして再びドル円は100円を割った。

でもね。今さらドルとか怖いわけですよ。

1929年の大恐慌に匹敵するとか言われてるし、こうなったらドルが信用できない。

かといってユーロポンドも同等以上のダメージ

しかも協調利下げとかしちゃってるわけだからスイスカナダもみんな怖い。

そうなると円がいいんじゃないの?

協調利下げしなかった数少ない先進国だし。

サブプライムの影響も少なめだし。

何よりも一足お先にバブル崩壊経験しちゃってるし♪

そもそも日経平均株価とダウを比較すると、日経下がりすぎ。

去年には18000までつけたのに今は9000円台。

一方ダウは14000ドルくらいが高値現在9000台。

それも少しずつの下げならともかく、一気に下げ過ぎ。

日経平均株価考察

「短期間に値を下げちゃいました指標」としておなじみ(?)の「25日MA剥離率」を見てみよう。

過去10年ほどで最も大きかった数字がー15%くらい。

同時テロの時ですね。

実は今年の春に同じような数字が出た。

しかしその時もー15%程度で反転した。

過去10年でこの2回が下がりすぎベスト2なわけですよ。

だいたいはー10%くらいで充分に下がり過ぎと判断できる。

しかし先日、「戦後3番目の下げ幅」を記録。

この日の終値ベースで計算すると、なんとー22%!

もう異常値ですよ。

5年前に日経は8000円を割ったけど、その時は銀行がつぶれるかもしれないとか言われてたわけで、今では全然体力が違う。

今の9000円台は歴史的な安値とも思える。

さらにー22%

これは絶好の買い場です。知らんけど。

つーか怖くて買えないけど。

まぁともかく、オレの単純な素人予想でも日本株は買い時だと思います。

今コツコツと安い所を買っておけば、数年後には笑えると思います。

そして数年後に下がりきった欧米通貨株式をコツコツ拾い始めたら、あなたの老後は安泰!







でも安易に信じちゃダメ。痛い目みるかもしんないよ?

  • なんか馬券売り場の予想屋のおじちゃんみたい。 もうなんもせんと、しばらくはジッとしていたほうがよかばい。 (..;)??う??ん、もうみんなで農業とか漁業とかやろうよ。 それで原始...

  • これで痛い目みるようなら、そもそも世界経済はもうダメだってこと。 そうなったら多少金をもってようがもってまいがどうでもよくなる。

  • http://anond.hatelabo.jp/20081010000614 昨日は、高額品がいつもより売れた。 給料日後に売れるような売れ方で不思議だったが、 株安の中で、利益が出た人がいるからなのではと 思いながら、...

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