http://anond.hatelabo.jp/20081002195853
私は初めて教わった子供の頃から、この詩を理解できない。
部分的にはわかる。
日本語で書かれていることくらいなら判断できる。というのは冗談として、たとえば「人のせいにしないこと」の大切さを歌っているのが読み取れる。だが、教わったときの先生や大人の解釈はたしかそれだけに留まらなかったと記憶している。それに私にしても、それだけの詩ではないと感じる。
初めて触れたときから、全体としての違和感を禁じなかった。
いつか違和感の理由を分析したいと思いながら大人になってしまった。
いや、この詩が理解できていないと言うことは、大人になりきれていないと言うことなのだろうか。
すくなくとも、この詩に苦しめられる人はいるだろう。
この詩は、うたわれている当の〈ばかもの〉には届かない詩だと思う。
彼らを解放することはなく、むしろもっと〈ばかもの〉にする。
それは、意味するところが届いたとは言わない。
―ブレイク
> 卵と鶏のどちらが先かを問う文脈で進化論スルーしてスーパーの商品分類を持ち出すのは詭弁じゃなかろうか。
スーパーの商品分類を持ち出したのは、一般的な名称としてわかりやすいだろうからってことさ。
一般的には鶏が産んだ卵を鶏の卵と呼び、鶏が生まれてくるであろう卵は鶏の卵とは呼ばない。
鶏が生まれてくるであろう卵を鶏の卵と呼んでしまったら、産まれてくるまでそれが何の卵なのかわからないじゃないか。
じゃあ卵であるとき、それをなんと呼べばいい?
生まれてきたあとなら卵はなくなるから、卵の呼び名がなくても困らないのに、鶏が生まれてから鶏の卵だったって言うのかい?
鶏が生まれてくるであろう卵を鶏の卵と呼んでしまったら不便が生じるのだよ。
だから鶏が産んだ卵を鶏の卵と呼ぶのは合理的だって話さ。
そうなんだ…想像もつかないなあ。
うずらの卵ならそりゃあ大きさでわかるさ。
そういう問題ではなくて、一般的にどう言われているかって話さ。
たとえば以下は、見ればわかるがもうここからうずらが生まれてくることはあり得ないのにうずらの卵って書いてるだろ?
http://kakaku.ecnavi.jp/item_info/20534648160400.html
これはなぜかって言えば、うずらが産んだ卵だからさ。
鶏の卵と明示されてないから、こういう錯誤が起きるって話。
何が産んだ卵でもいいのなら卵が先だろうさ、鶏とか関係ないから魚の卵とかでもいい。
ここでいう卵は鶏の卵でなければ比較できない、だからこそこれは鶏の卵であろう、ってこと。
いやそれは違うだろ。進化論的には鶏の祖先さかのぼっていけば鶏じゃないものがいるわけで、卵と鶏のどちらが先かを問う文脈で進化論スルーしてスーパーの商品分類を持ち出すのは詭弁じゃなかろうか。
例えば、カラスと鶏が交配して卵を産んだとしよう。
そしたらどっちが産んだとしても、それはカラスと鶏の卵、なのさ。
通常、鶏と鶏、または鶏だけの卵だからこそ、鶏の卵と呼ぶ。
> 生殖技術で遺伝的なつながりのない卵を体内に持つことだって可能だが、そういう場合は何の卵なのよ?
こっちは卵を鶏のなかにいれて育てさせて産ませる、みたいな意味だよな?
こう考えればわかる。
それがボールだったとしたら?
この場合、鶏が産んだのではなく、元の生物が産んだ、と解される。
よって元の生物の卵と言える。
告白された。って正月の話だけど
今年の正月に告白された。
会社の先輩で、2,3個上だけど可愛らしい人だ。
もしかして僕に好意を持っていてくれているのかな、と思ったけど高望みするのもアレだし、周りに冷やかされるのもちょっと避けたかったから人前では「年下が好き」って言っていたのに、まさか向こうから告白してくれるなんて。
当然OK、と行きたかったけど、まだ僕は仕事も始めたばかりだし、先輩にふさわしい、って言うと大げさだけど、見合った人間になってから、僕の方から告白しようと思った。
「あの、その、僕は、先輩のことが、その、一人前になりますから、一年間、待ってもらえますか?」
声が小さすぎたのか、先輩は少しきょとんとしていた。でも、たぶん聞こえたのだろう、僕が笑顔を向けると向こうも笑顔を返してくれた。
その後はこれまでと変わらないように接した。先輩も、待ってくれているのか、これまでと変わらない態度で嬉しかった。ときどき僕の過去の恋愛話とかの話題を振ってきたのは、やきもちを焼いていてくれるからかな、と思っていた。
有る日、上司に風俗に誘われた。僕はあまり興味がないので断っていた。部屋の隅っこには先輩もいるんだし、変な風に思われたら嫌だな、と思った僕は、先輩が最近やきもちをやいていてくれたことを思い出して、上司に言った。
「僕、童貞なんですけど、最初は好きなことしたいんです。ソープに行け、って名言は知っているんですけどね」
視界の端で先輩がぴくっと反応しているのが見えた。ま、童貞な訳がないことぐらい先輩も分かっているだろうけど、先輩のことが好きな気もちは少しは伝わったかな。伝わるわけないか。
この9ヶ月で仕事もだいぶ覚えたし、任される仕事も増えてきた。最近先輩が冷たくなった気もするけど、気もちが離れてしまったかな?半年ぐらいの予定だったけど、ちょっと遅れてしまったなあ。よし、今度の社内運動会で告白するぞ。借り物競争で一位になったら、僕、告白するんだ。
なんてね。
> 鶏第一号が母体から産み落とされた瞬間の形態が、卵(らん)であったか否か?
いや、違うよ。
鶏の卵と明示されてないから、こういう錯誤が起きるって話。
何が産んだ卵でもいいのなら卵が先だろうさ、鶏とか関係ないから魚の卵とかでもいい。
ここでいう卵は鶏の卵でなければ比較できない、だからこそこれは鶏の卵であろう、ってこと。
で、鶏の卵が鶏が生まれてくるであろう卵なのか、鶏が産んだ卵なのか、っていうことなんだ。
鶏が生まれてくるであろう卵、では実際のところ生まれてくるまでその卵は何の卵であるかわからないことになってしまう。
卵のまま食べたりしたらその卵は永遠に卵であり、なんの卵でもないことになる。
でもスーパーで売られたりしているのを見ればこういう卵にも区別が必要だ。
すなわち、何が産んだ卵なのか。
だから鶏が産んだ卵のことしか鶏の卵とは言わない。
よって、鶏が先でしかあり得ない。って結論になるわけさ。
じゃあ逆に聞きたいが、親が誰かわからない卵とか混血の卵はどう呼ぶの?
いや、そうじゃないよ。
鶏が生まれてくるであろう卵、というのをここで言う卵、ということにしてしまうと色々問題が発生するのさ。
つまり、鶏が生まれる前に卵を食べちゃったら、じゃあその卵はなんの卵だったのか、っていうことになる。
それらにも名前が必要なのだから、ここでいう卵の定義は鶏が産んだ卵でしかあり得ないよね、ってことになる。
むしろ逆じゃね?
鶏の卵と明示されてない以上、誰が産み落とした卵だろうと関係なくね?
つまり、この問題は、
鶏第一号が母体から産み落とされた瞬間の形態が、卵(らん)であったか否か?
という単純な問いだ。
もうわかるよな?
違う違う。
うずらの卵って書いてある卵もあるだろ?
食べる卵、では区別できないじゃないか。卵は鶏だけじゃないんだから。
だからそれがなんの卵なのか、っていうのは区別のために必要なのさ。
生真面目な増田だな! うひひ!
にしても、マンナンライフって廃業させられちゃうのかな。
モンペのおかげで一番損してる会社の印象。
鶏が生まれる卵のことを鶏の卵って言うのなら、卵の時点では何が生まれてくるかわからないので鶏の卵とは言えない。
鶏が生まれてきてから鶏の卵って言える。
生まれてきてから・・・つまり、どちらにせよ鶏が先ってことさ。