2008-09-24

Googleの検索ワードで見る心の健康の遷移

もしかしてGoogleの検索ワードが心の健康と同期しているんじゃないかと思って、履歴を見直してみた。

1 疲労 快眠 眠る方法 など

2 ストレス 辞めたい 退職届 メンタルヘルス など

3 鬱 メンタルクリニック 精神科 死にたい など

4 自殺 遺書 死ぬ方法 [保険 自殺]  [事故 自殺] 希死感 首吊り など

1の段階で、私はただの疲労だと思っていた。眠りが浅い自覚症状があったようである。

2の段階で、かなり心の健康が損なわれている自覚症状がでている。

このあたりから2chメンタルヘルス板を読んだり書いたりし始めている。

3の段階で、「うは、俺ってもしかして鬱?」なんて思ったりしてた。

この時点で人に相談するという選択肢は、なかった。

理由として相談しても何の解決にならないし、将来不利になると判断した。

なお、本当に死ぬ気はこの時点では全くなかったと思う。

病院に行く気はあったが、予約に一ヶ月以上かかりそうだったのやめる。

ここで最大の失敗。

心の健康を保つためにブロン錠を飲む。

ブロン錠には、心に効く成分が少し入っていて、薬局で簡単に手に入れることができる。

朝10錠→1時間づつ数錠づつ投与。

何を言われても人ごとのようになる。ある意味、心が落ち着いている。

この心の落ち着きかたは気持ちの良いものじゃなかった。

ただ、本当に人の言うことが全く気にならなくなったし、自分がまるでゲームキャラのようだった。

このあたりから完全に食欲がなくなる。

休みに、さも用事のあるふりをして一人になって、ブロンをポリポリ食べる様はあまり、かっこいいものではなかった。

この生活が暫く続いて、次のフェーズに移る。

ブロンをゲットする薬局ストックがなくなったため、仕事中に薬が切れてしまった。

このブロン錠はどうも、購入数に制限があるらしくて、近場の薬局を回って仕入れをしていたのだが、ついにそれが尽きた。

同じ成分の入ってそうな咳止めをゲットし飲むが、合わない。

ここで異常が発生した。

動悸が早くなる。人の話声がやたらカンにさわる。

カイジとかによくある、ぐにゃ〜と世界が歪んで「ざわ、ざわ」している感じ。

ブロンは以後やめる。同時に4にステップアップ。

事故に見せかけて死ぬ方法や、自殺でも保険金のおりる方法を検索し始める。

遺書の書き方や死後の銀行の口座の扱いを調べる。

実行しなかったのは、確実に事故に見せかけて死ねる方法がなかったので。

ぶっちゃけ、このあたりの記憶は殆どない。

しかし、多分、残された遺族のことを考えることができるあたり、まだ追いつめられていなかったと思われる。

その後、環境変わって、なんか、なおった。

多分それ運が良かっただけで、もしかしたら、次のステップに行っていたかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

ただ、「鬱」「メンタルクリニック」とググリだした時点でおとなしく病院に行けばよかった気はする。

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