もしかしてGoogleの検索ワードが心の健康と同期しているんじゃないかと思って、履歴を見直してみた。
1 疲労 快眠 眠る方法 など
4 自殺 遺書 死ぬ方法 [保険 自殺] [事故 自殺] 希死感 首吊り など
1の段階で、私はただの疲労だと思っていた。眠りが浅い自覚症状があったようである。
2の段階で、かなり心の健康が損なわれている自覚症状がでている。
このあたりから2chのメンタルヘルス板を読んだり書いたりし始めている。
3の段階で、「うは、俺ってもしかして鬱?」なんて思ったりしてた。
この時点で人に相談するという選択肢は、なかった。
理由として相談しても何の解決にならないし、将来不利になると判断した。
なお、本当に死ぬ気はこの時点では全くなかったと思う。
病院に行く気はあったが、予約に一ヶ月以上かかりそうだったのやめる。
ここで最大の失敗。
心の健康を保つためにブロン錠を飲む。
ブロン錠には、心に効く成分が少し入っていて、薬局で簡単に手に入れることができる。
朝10錠→1時間づつ数錠づつ投与。
何を言われても人ごとのようになる。ある意味、心が落ち着いている。
この心の落ち着きかたは気持ちの良いものじゃなかった。
ただ、本当に人の言うことが全く気にならなくなったし、自分がまるでゲームのキャラのようだった。
このあたりから完全に食欲がなくなる。
昼休みに、さも用事のあるふりをして一人になって、ブロンをポリポリ食べる様はあまり、かっこいいものではなかった。
この生活が暫く続いて、次のフェーズに移る。
ブロンをゲットする薬局のストックがなくなったため、仕事中に薬が切れてしまった。
このブロン錠はどうも、購入数に制限があるらしくて、近場の薬局を回って仕入れをしていたのだが、ついにそれが尽きた。
同じ成分の入ってそうな咳止めをゲットし飲むが、合わない。
ここで異常が発生した。
動悸が早くなる。人の話声がやたらカンにさわる。
カイジとかによくある、ぐにゃ〜と世界が歪んで「ざわ、ざわ」している感じ。
ブロンは以後やめる。同時に4にステップアップ。
事故に見せかけて死ぬ方法や、自殺でも保険金のおりる方法を検索し始める。
実行しなかったのは、確実に事故に見せかけて死ねる方法がなかったので。
しかし、多分、残された遺族のことを考えることができるあたり、まだ追いつめられていなかったと思われる。
その後、環境変わって、なんか、なおった。
多分それ運が良かっただけで、もしかしたら、次のステップに行っていたかもしれないし、そうじゃないかもしれない。