堕胎や中絶の話はしてないつもりだったが…。あくまでも今現在生きてる人間の話だよ。
個人的な体験だが、以前住んでた町に、施設やらバリアフリーやらを色々と改善しろと活動している障害者支援団体が居たんだよね。彼らは支持を集め、署名活動を繰り返し、議会にそれなりに影響を及ぼすくらいにまで力を付け、ついにはその要求(を実行するための予算)を通すことに成功した。
その後どうなったか?代わりに託児所関係の助成金がごっそり削られ(前年比6割減)、それから一年の間に市内3件の託児施設が閉鎖。待機児童の数が以前の2.7倍に跳ね上がり、同じ年にその市では過去に一度もなかった「パチンコ屋の駐車場で幼児蒸し焼き事件」が2件発生した、というオチ。その他虐待相談件数も、以前は年間一桁だったのが、月間一桁くらいに上がってたりする。
別にその支援団体をどうこう言うつもりは無い。とにかく大元の問題は「予算が無い」という事。じゃあ予算を増やすためにはどうする?納税者を増やしたり、一人あたりの稼ぎを増やすしかないでしょ。結局は健常者を豊かにしないと障害者も高齢者も豊かになれないんだよ。弱者サイドに立ってる人間にこの視点が抜けてる人間が多すぎる。「我々に予算を回さず、健康な若者の就職支援を重視するとは何事だ!」みたいなことを平気で言う人多いんだよ。
トラバ追ってくれ。もともと中絶の話。