http://anond.hatelabo.jp/20080826233030 を書いた元増田です。
これを書いてからまたいろいろ考えたんだ。
あれを書いたとき、自分は自分のことを冷静だと思ったんだけど、でも今思うと冷静じゃなかった。
「異常」って言葉を聞いてかなり動揺してたっぽい。
ブクマのコメントで書いてくれた人もいたけど、おとんも吐き出したくなったんだろうな。誰かに聞いてもらいたくなったんだな。
おいらがここで、誰かに聞いてもらいたくて書き込んだのと同じように。
結局さ、自分では変えられない、変わらない現実に折り合いをつけようとしているんだろう。おとんもおかんも。それぞれ自分なりに。
考えてみれば、10歳だったにーちゃんが30歳になったように、おとんにもおかんにも20年の歳月が流れたんだ。
おとんもおかんも年をとったよ。子どもの頃はあんなに大きく感じたのに、2人ともずいぶん小さくなった。
「20年、何してたんだよ」とか思ったけどさ。それはおいらの傲慢だよな。
おとんもおかんもずっと苦しんだり悩んだりしてたんだよな。辛い思いをしてたんだよな。
それでも日々生活して、にーちゃんとおいらを育ててきたんだもんな。
20年。長いよな。
「にーちゃんがいなくなるのかもしれない」という恐怖だけを感じていた7歳児だったおいらがいっぱしに社会に出て働くようになるくらいだもんな。
だからさ、もうあれこれおとんとおかんを責め立てるのはやめるよ。
おとんの世界、おかんの世界はそれぞれ違うけど、対立するものかもしれないけど、おいらなりにそれぞれを尊重してみようと思う。
二人の心配、心労、苦しみを引き受ける…のは無理だと思うけど(だっておいらは親でもないし、夫でもないし)、尊重したりいたわったりすることはできるんじゃないかと思う。
おいらも、そんなできた人間じゃないから思ってるだけで現実は上手くできないかもしれないし、しかもこれじゃ何も変わらねーぞってつっこまれたらそれまでだけど、でも、できることからやってみる。
ダメだったらまたここに吐き出しにくるよw
今までおいらの書き込みを読んでくれた人、ブクマしてくれた人、トラバしてくれた人。どうもありがとうございました。
20年間上手く言葉にできずにいたことやぼんやり考えていたことに対しておいらなりに向き合うことができました。
皆さんのおかげです。ありがとう。
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