2008-08-15

正気と狂気の境目

精神病になり通院し始めてから三年が経った。ここしばらく良くなる兆しを見せていたが、最近また悪くなってきた。

なので最近は、薬を飲むだけではない方向で病気へのアプローチを始めた。とりあえずは部屋にお香を焚き、植物を育て、風呂上がり前には水を浴びることにした。

効果の程はまだわからない。ただ、特に効きそうだと思っているのが水浴びだ。この時期でも冷たい水を浴びると胸に何か刺さったような、つらい感じというか、身悶えするような感じを覚える。それが病魔の苦しみではないのか、それだけ水とは病魔にとって致命的な効果を持つものなのでは?そんなことを勝手に思っている。

もちろん、こんなことはただの幻想だ。けれども、そんな幻想が必要な気がするのだ。

自分が良くなる方向へ向かっている、そんなことを信じられる何かが必要な気がするのだ。

もちろん、そんなことを信じることで、自分は新たな狂気の道へと足を踏み込んでいるのかも知れない。正気と狂気の境目がどこにあるのかわからない。

ただ、ここにあるのは藁にでもすがりたい思いだけだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん