2008-07-19

IT下請け企業ソフトウェア開発を行っていない

いわゆるIT下請け企業とは数十人規模の中小ソフトウェアハウスの事だ。

社名になんたらソフトウェアまたは英語3文字の企業名がついている。雑居ビル事務所があり、常に求人雑誌に若いプログラマを募集する広告を出している。

事務所では社長派遣の事務、あと数名の謎の親父が詰めている事が多い。

IT下請け企業は「ソフトウェアハウス」と呼ばれているからソフトウェア開発業を営んでいると誤解する人が多い。求人雑誌にはそう書かれているから、この業界に間違って転落してくる人はそう信じてしまうのも無理はないだろうが、ソフトウェア開発業というのは建前だ。

真の業務内容は人売りである。大手から案件を勝ち取り、人月ごとにプログラマという奴隷を売買し供給すること、そしてその上前をはねること。40歳までに使い捨てること。あと経理。それしかやっていない。ソフトウェアの開発など一切やっていない。

いちおう社内に社員用の机はある。が、それは案件から案件に移るときの休憩所にすぎない(たまに持ち帰りの案件をこなす事もあるが)

この業界常識業界外の人たち、特に将来の奴隷候補たる専門学校生や行き場の無い底辺大学生には知られていないから、記しておく。

  • 1000人かそれ以上の規模の会社でも実質人売りなところは多いよ。 某大手企業の孫会社だけど、新入社員で本社に残ったのは3割くらい。 他は各地の親会社の職場、常駐先にバラバラ。 そ...

  • 結局そこで働く社員がソフト開発やってるわけだから休職するほうからしたらたいした違いはないのでは?いちいち採用解雇を繰り返して流動性確保するより派遣で勤務地かえるだけのほ...

    • その通りだな 開発なんて寄せ集めの人材で作って終われば解散。 スキルは会社に依存せず個人で会得するもの。 こんなもん、特定の組織にいなければならない理由なんて無いね。

  • ん? そんなこたぁないぞ。 俺がつとめてたソフトハウスは持ち帰りとか直接受託で開発してたよ。 俺が辞める頃には派遣会社になりさがってたが・・・。 派遣のほうが儲かるのは確か...

  • ソフトハウスさんに派遣も請負もお願いしている立場です。 社名になんたらソフトウェアまたは英語3文字の企業名がついている。 当てはまりすぎて笑いが止まりませんw 派遣は...

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