2008-07-12

いまさらだが、大学生における準ひきこもり行動に関する考察に好き勝手コメントしてみる。

10 人に1人というほど高率ではないが20 人に1人というほど低率でもない

それは問題だ。そんなにいるならなんとかしないと。

思うに、文章全体を読んで

孤独に静かに大学生活を送っているケースが多いが、少し親しくなると甘えた非常識な言動、わがまま押し付けなど自己中心的言動を取ることがある。学生の間ではストーキングセクハラの常習者としてマークされていることもある。これは、本人にはそんなつもりはなくても、社会の標準がわかっていないことから、つい不適切な言動を取ってしまうことによる。

■優しくしてくれる誰かに、甘え、強く寄りかかろうとし、その結果厳しく拒絶されて傷つくことがある。これは長年にわたる実質的ひきこもり生活のため、人との距離を適切に取るということができないために起きる。

この点以外は、別にこんな人いてもいいんじゃないのと思う記述ばかりだ。別に、あんま喋らない、人間関係不器用な人が、対人関係をあんま必要としない性質の仕事をしている分には全然問題無いと思う。実際過去にもいたし、過去社会に出た人でいまの社会に現役で働いている人の中にも結構いる。そのまま寡黙な人として生きていけるような環境を用意したらいい。貴重な労働力だ。

ただし最近大学生のシュウカツみたいなもんを経由させようとするとそこでつまづいてしまう。大学生は自分を売り込むようなシュウカツをするもんであるという習慣が、準ひきこもり層が本格的なひきこもりになるきっかけを作り、労働力無駄を招いているのではないか。もはや大学生の全てにこの通過儀礼を経由させるのは現実的ではないと思う。通常のシュウカツをする学生とは待遇が異なることは許容しつつ、言われたことを真面目にやりさえすれば務まる性質の職場大学側が送り込んだらどうだろう。

これらの人々は、自分で選んだり自分を売り込んだりといったことが出来ないだけで、エスカレーター式に送り込まれた先にはそれなりに適応出来るのではないか。そういった中でとりあえず職業生活のスタートを切ることが必要なのではないか。

記事への反応 -
  • 2年前の文だけど今の方がなんとなく需要ありそうだから「全文引用」しよう。少なくともこれを読んで救われた(自分を客観視でき、行動に移せた)人間が少なくともここに一人いるか...

    • いまさらだが、大学生における準ひきこもり行動に関する考察に好き勝手コメントしてみる。 10 人に1人というほど高率ではないが20 人に1人というほど低率でもない それは問題だ。そ...

      • それより、就活的・リア充的コミュニケーション能力を必須の技能として 学校教育で強制したほうが現実的だと思う。 昔は無意味に思えた学校行事や体育の授業にこういうビジネス的意...

        • まあ増田個人がそうしたかったというのは尊重するし、実際そのように強制されたら就活的・リア充的コミュニケーション能力を身に着ける奴も出るかもしれないが、マクロで見たら依然...

    • http://anond.hatelabo.jp/20080709144537 ひどい。 何でこんな事書く人間が大学教員やっているんだ。

      • 大学教員という肩書きにひきこもれれば、やりたい放題、何でも言える。 人生のショウシャだもんね。 大学ってそもそも詐称じゃん。幼稚園に格下げしろよ。 医大で茶髪の女医が、楽...

      • どこがどうひどいのか解説希望。 とか言うと、この筆者と同類にされちゃうかな。ここに出てくる学生の立場に立てば、その先生と自分の間だけのことを勝手に書かれてひどいみたいな...

    • そういえば韓国では「ぼっち=準引きこもり」扱いって斎藤環が言ってたような

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