2008-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20080213013356

厳密に言うと、実際の会社価値というのも、人によって評価基準が異なるから一概に決められるものじゃないんだよね。

その会社価値っていうのも、いわゆる格付け会社によって異なっているという事例が分かりやすいかな。

で、デイトレーダーかロングホルダーというのは、さっきも吠えたようにそこで分けるからおかしくなるんだよね。

考え方の方向性としては合ってるんだけど、

株が上場するときってのは、また個別にIPO専門って人たちがいるし(この人らはスパン1週間くらいで勝負)、

上場した直後からずっと持ってる(ホールドしてる)ケースはまず考えにくい。

(一般的に、株価上場でぐわっとあがって、各人が期待値を越えたなと思ったら逆に反発して下がるから。で、その後じわじわとその時に相応な期待値に戻っていく)

つまり、「『実際の会社価格』が上がりそうな株を買う」人」はIPO狙いの人だと思う。

「『期待値』が上がりそうな株を買う」人に、デイトレーダーもロングホルダーも含まれてるんだけど、考え方が違ってて、1日のうちに大きく上下しそうな銘柄だけ狙う人(相場全体をあまり意識せず、銘柄を個別に見て規則性を探ってる)がデイトレーダー

相場全体をかなり意識しながら、これからの景気とそれに必要とされる業種かっていうのを強くみながら売買するのがロングホルダー。

ロングホルダーといっても、翌日売ることもあれば半年持ってることもあるから、一概にロングとも言えないっつーか。

多分マスコミとしては、ロングホルダーの利益って分かりやすく出せない(普通は複数銘柄を長期で売買するから、そのときの収支=トータルの収支ではない)から、

分かりやすく収支を1日単位ビジュアル化できるデイトレをちやほやしてるんだと思う。本売るのにも、売りやすいし。1日でできる!とか言えちゃうし。

何がいいたいかというと、結局デイトレが儲かる、儲からないってのは

「株取引が儲かるか?」って聞いてるのと一緒。

で、儲かる人もいれば損する人もいるっていうのが実情で、個人投資家に関しては7割くらいが損してるんじゃないかな。

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