国の宝物として、その価値が格別であり、
国家が保護・管理を行なう1等の文化財だが、韓国が決めた国宝ではない。
朝鮮の主要文化財への保存令を下す際、指定したものだ。
宝物・第1号の東大門も同様である。
建築的な美が、それほど優れているとは思えない
5000年にわたる韓民族文化の最高の象徴に決めた
70年の歳月が流れる間、よその国が決めた国宝第1号を、
皆が誇らしく思い、覚えていたわけではない。
特別な意志を持っている人々が、国宝第1号を変えよう、
との意見を数回にかけて表明した。
独立した後も額に押されたままの格好、だというそれらの主張は妥当だった。
だが、大韓民国の文化的自尊心を取り戻そうという進言は受け入れられなかった。
学界と文化界の人物が口を揃えて、取りあげている宝物が
国宝第70号に押されているのは、残念なことだ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=56888&servcode=100