という、ロマンチックラブ・イデオロギーに支配されているから。
すべては「親子関係」から敷衍されるなりー。要するに構造主義。
で、ほとんど全ての民族において、インセスト(正確に言うと「血と財産の交換を妨げるもの」)を忌避する社会規範がある。交叉イトコ婚とかまあそのへんは文人の書籍読んでください。で、その最も普及したバージョンが一夫一妻制で。で、本来的な意味で言えば、家族形成と恋愛関係とセックスは切り離して考えることも可能。でもやっぱり西欧由来のロマンチックラブイデオロギーではそれは一つ(じゃあなんでロマンチックラブが支配的なの? ってゆーとそれはまた明治政府の国民国家形成に向けた情宣戦略が云々となってめんどくさいのでパス)。
なので「二股は悪」ですねー。
あと「村社会では乱婚云々」と言ってるひとは、婚姻・親子関係とセックスを混同してるのでダメー。「原始乱婚制」は存在しない、というのが定説。
ていうかあれだな。そもそも「二股」を定義しろ、という話だな。
女「ねぇ、どっからが浮気?」
男「中で出してないからやってないよ!」(c)リリー
みたいな!
『はじめての構造主義』でも読んで薀蓄垂れたくなったか? 口調がキモいよ。
『はじめての構造主義』 asin:4061488988 ナツカシス。名著だよねー。読んでおくといろいろ楽しいと思うよー。
そうだよねー。便利かどうかは知らないけど面白いよねー。 でも元増田氏の書いてることは『はじめての構造主義』と吉本隆明でも読んでれば書けちゃう内容だからねー。