2007-12-11

今年の漢字は「偽」や「疑」… 識者や市民が予想

「偽」「謝」「変」「苦」…。日本漢字能力検定協会(京都市)が募集する「今年の漢字」が12日、今年も京都市東山区清水寺発表される。昨年は41年ぶりの男子皇族となった秋篠宮ご夫妻の長男「悠仁さま」のご誕生や、相次ぐいじめ自殺などにからみ、「命」が選ばれたが、さて今年は…。一足早く市民有識者に予想してもらうと、やっぱり“あの字”が浮かんできた。

阪神も期待通り活躍できなかったし、今年は『偽装』の『偽』に尽きる1年でした」と話すのは、阪神タイガース経済効果などで知られる関西大学大学院宮本勝浩教授(62)。中でも、船場吉兆食品偽装事件について、「大阪の信用を失墜させた」と批判する。

神戸市中央区湊川神社広報室の鈴木智子さん(29)も「偽」。「食肉、洋菓子和菓子と次々に偽装が発覚し、年金問題防衛省汚職事件もあり結局、市民消費者がだまされた格好だ」

街の人は言う。「食品偽装に伴って化粧美人や雰囲気イケメンが増えた。構造は同じ。偽装は偽装、若者は外見より中身をみがいて欲しい。食品偽装と同じで、薄皮一枚の美しさなど何の意味もない」

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