2007-11-24

重力デザイン

http://kageura.blog52.fc2.com/blog-entry-56.html

予兆はずっと前からあった。

90年に出た「誰のためのデザイン」という本でも記されていた。

IpodTouchも出た。ニコニコ動画流行した。

大量生産大量消費からモノが抜け始めている時点でwebは遅れをとっていた。

一人一台、携帯PCテレビの普及。車の普及。核家族化。ニートひきこもりコンビニ

大量消費社会の遺産とでもいうべき波が訪れている。

すばらしいデザイナーたちはそれに気づいていた。

今、デザインが求められているのは、必然だったんだ。

本当に、デザインの時代が来そうだ。


ただし次にくる時代はweb2.0でもない。3.0でもない。

進化はとめられない。でも進化をもとめてはいない。

それを考えると過去をもとめる行為も必然だったんだ。正しく言えば私たちはなにも過去をもとめていたわけじゃない。

過去には確かに存在したリアルをもとめていたんだ。

宇宙でも重力をもとめるように。

新しいものをデザインしなくちゃいけない。

でも新しいという言葉に惑わされてはいけない。

本当に、デザインの時代が来てる。

気づくのが遅すぎた。いや、わかっていたことの再確認だった。

理解している人はすでにいっぱいいる。でも、まだ。まだまだ。

負けない。

  • 本当にデザインが、求められているのか。 リンク元記事の、「臨場感」「リアル」「webと重力を交えた新しいデザイン」を これからのデザイナーが目指すのは、なんとなくわかる(それ...

    • そもそも、なぜデザインの時代がくるのではないかといえば。 最新の技術が消費者の手に渡るまでに長い時間を要するように、 消費者の手に馴染むまでにも長い時間を要するはずで。 ...

      • なるほど。わかりやすく説明してもらって、感謝です。 新しい、時代を見て、技術を見て、人を見て、デザインすべきだという話で。それが今は技術に偏りすぎて、人や時代を省みるこ...

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