2007-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20071029203628

OS9の将来性がないことだけはハッキリしているが、本当のところOSXに移行して実際に効率化できるかどうかは怪しい。つうか効率はあがらんだろう。

なにしろルーチンワークだ。OS9の作業に慣れていればシステム最適化は済んでるし手動ながらメモリ割当てから起動順まで決まってる。Webは別のWindowsPCで見るしデータの受け渡しもそっちからする。OSXだから安定するなんて素人だけだし、新たな制限やら環境の混在やらでコストは増えるだろう。

何をもって未だに更新できないような制作事務所の効率がOS更新したぐらいで上がると信じているのかむしろ聞きたい。

経営者側としては時代への追従とコストの問題で何かしら移行したいとは思っている。まず寄らば大樹のWindowsでは印刷に限っては面倒で深刻な問題が残ってしまう。かといってOSXに移行するのはコストがそれなりにかかるのにもかかわらず将来のリスクが残るし制作上のメリットも期待するほど無い。

Macに限らず環境の移行は混在による管理負荷増や教育コストがかかる。その谷を越えたところにメリットがあるから移行する。現状そのままのお仕事ぶりではそんなメリットはないので面倒ばかりなのだ。

ソフトも新環境に合わせて入れ替えないといけないが、未だにIllustratorの8なんか使ってる日にゃアップデートの期限過ぎてるしでもう死ぬまでこの環境で乗り切るかって気にもなるってもんだ。

多分自力で環境移行できる資金力と能力のある事業所は乗換え先がWinだろうがOSXだろうがもうとっくに済ませている。

あとの「残された者たち - the rest of us -」は移行コストリスクも最初から必要のないIntelMacやWindows制作している若い会社によって“更新”されるだろう。それは日本会社じゃないかも知れんがな。

記事への反応 -
  • ユーザー居たら、何故OSXに移行しないのか教えて。 いや、挑発とかではなくて、ミクロの事情を純粋に知りたいんだ。

    • 「デザイナーと印刷所が……」という言い訳を用意しつつ、全社的に換装するお金とヒマと人材がいないから。 っていうのもイイワケで、社長以下社員の7割ががOSのver.UPによる作業効率...

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