2007-10-12

引用だけで記事を書いてみる。

http://d.hatena.ne.jp/noraneko/20071012/p1

そして壁は崩れはじめた―マドンナレコード業界を捨てる

これは、「来るべきものが来たな」という感じですね。

流れとしては、むしろ必然的なのかな、と。

ネットがこれだけ発達しちゃうと、中間搾取業界、いらないもんな。

http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20071012/uf

雇用だけでなく経済や産業構造だって流動的な時代だから、上の世代と同じように技術に習熟すれば同じような人生が待っている訳ではない。生産拠点ごと海外移転するかも知れないし、技術革新によって熟練した技術コモディティ化してしまうこともある。

オイルショック以来、成熟時代へ向けて価値観を転換することの必要性は幾度となく語られてきたにも関わらず一時的な好況の度に議論は振り出しに戻ってきたのだ。企業新卒志向、学生大企業志向も同様。もはや持続しないことが明らかなスキームなのに、逃げ切りかかった大人たちと、あまり深く考えない若者たちの共犯関係の中で共同幻想が温存される。

http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20071008/bug

だから日本政治が迷走から脱却するには、恐らく理屈抜きに共有できる目標をつくるのが手っ取り早い。結局のところ戦後民主主義戦前価値観も同じように、目的合理的な価値体系に過ぎない以上、目的が異なる現代から参照しようとしても、国民にとっての普遍価値観とはならない。

明治政府一神教を前提とする近代国家に強引にキャッチアップし、戦後政府がラジカルな民主主義を建前として受け入れたように、これからキャッチアップすべき価値観を受け入れようという姿勢の中で、日本的な執拗低音によって、外部の価値観を換骨奪胎していくプロセスが必要なのだろう。日本で何かプリンシプルを打ち立てようと足掻いたり、過去日本プリンシプルたり得るものを探すことは難しいのではないか。

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