今の自分に一番足りないものは焦燥感ではないのか。俺にはどうしても焦燥感がないと駄目みたいだ。のんびりし始めるとずっとのんびりしてしまう。スローになんて生きれるわけがない。全力疾走か止まるかのどちらかの選択肢しか見えちゃいない。青春という言葉が美しいのはそれが焦燥感に満ち溢れたものだからだ。青春という言葉が行き着く先は焦燥感だと思う。中学生、高校生はみんな焦燥に駆られているのだろう。時間がない。うかうかしていると大人になってしまう。そんな感情がすべての原動力になっているのだ。焦る事をやめることは諦めを意味する。ひとたび自分を諦めてしまうと、今まであくせくいろんなことを考えていた何もかもがどうでもいい馬鹿げた物に思えてしまう。「あきらめたらそこで試合終了だよ」とはよく言ったもんだ。諦めのエネルギーというものは、焦りのエネルギーよりもよっぽどたちが悪い。これ以上、上なんて見るものか、とひとたび思ってしまったらそこからは下を向かって歩いていかざるをえなくなる。一度、こいつとは分かり合えないと思ってしまったらもうそいつとは話もしなくなってしまう。一度俺はリアルじゃやっていけねぇて思ってしまったら、気持ちの悪いことに本当にリアルと距離をとった言動をしてしまう。俺はいろんなものに見切りをつけて、諦めてきたけれど、本当に諦めてよかったのか??????もっと足掻く必要があったのではなかろうか???この足掻きこそが、あせりなんだよ。悪あがきでもいい。なんでもいい。足掻かなければ。まだ足掻かなければいけない時期だ。足掻くのを止めるのはもう少し後になってからだ。おれはまだ大人になんかなっちゃいない。いま、足掻くことを忘れた俺は、ゆくゆく将来の自分の選択肢を狭めていってるような気がしてならない。
今の俺には焦るか、無気力になるかのどちらかの選択肢しかない。焦れ。時間がない。焦れ。
就活を目前に控えて。
青春という言葉の行き着く先は、青春の終わりだろ。
非常に早期に人生の大きな方向性が決定される(決定されたことになってしまう)日本社会において 「就職活動のときに焦る」というのは手遅れ感が強い。 今更あせってもたいしたこと...
今いくつ?
36よ
21