所信表明演説を10日に実施したばかりの安倍首相が、12日14時の記者会見で辞任を正式発表した。
辞任理由は健康上の理由という情報が流れており、一部では懐疑の声が上がっているが、
わたくしはあながちウソではないと考える。
今年の2月、日経のWeb記事で立花隆氏が、安倍首相は腸へのストレスにより、
オムツをしながら任務を続けているという記述があったくらい、当時からかなりのプレッシャーに追い詰められていたように感じる。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070221_kenkou/
立花氏の記事の内容と重なるが、北朝鮮拉致問題に取り組んでいた前職では、記者会見などでの表情が明らかに首相の今よりも生き生きとしていた。
逆を言うと、首相になってからは、顔色も悪く、見ているこちらはヒヤヒヤしていた。
安倍首相は、やはり、真面目すぎたんだろうとわたくしは感じる。
小泉首相はいい意味でも悪い意味でもいい加減な部分があり、自分でガス抜きが出来る人だった。
人の上に立つ人、とりわけ、頂点に位置する人は孤独であるといわれている。
その孤独とどう戦っていくのかが頂点にとどまり続ける秘訣であるとも考える。
ある中小企業の社長は神頼みだけにとどまらず占いや霊媒師に頼り会社を動かしていたという笑えない話も聞く。
結局、頂点に立つ人へ助言する人はごくわずかで、常に孤独と戦い続けるハメになる。
この事象は日本人特有なのかもしれないが、
改めて、自分を支えることが出来るのは結局自分だと言うことを痛感させられる出来事だった。
さて、結局何が言いたいのかが分からないエントリでした。