2007-09-07

いつも立ち止まって考えてしまう病

いつも考えてしまう。

誰かに何かをやってと言われたときに、さてそれは本当にすべきことなのかを考えてしまう。

なぜそれをやってといわれたのかを考えてしまう。

何も考えずに素直にはい、と応えて効率よく作業が出来ない。

ロボットになれない。そのやり方は本当に正しいのか、他にやり方はないのか自分なりに探してみたくなる。

でも止めよう、としている間に仕事が遅れて目玉を食らう。

一番の理想は、

色々なやり方を試してみて、なるほど確かに言われたやり方が合っている、

正しいと納得してその作業に取り掛かることだ。

そうして覚えたやり方は絶対に忘れないし、いくらでも応用が効くようになる。

やり方の本質が理解できているからだ。

そしてそのやり方が使われるようになった試行錯誤の歴史をたどったことにもなる。

それは楽しいことだ。

昔からそうだった。

数学の公式にしてもなんにしても、

友達があっさり公式をそのまま使って問題をスラスラ解いていく。

一方自分は「なぜ」それが公式として成立しているのかを考えてしまう。

それが洗練されたものであればあるほど、

その洗練されるまでの流れを理解しないと使うことに躊躇いがある。

というか丸暗記で覚えた公式はすぐ忘れてしまう。

きっと無意識がその公式の無機質さを拒んでいるのだろう。

理解できないから。理解できれば本当に忘れない。

なぜなら理解できれば公式は意外と有機的だし、

それを生み出した人間が浮かびがってきて馴染むからだ。

だからたとえば昔中学受験をしたときに、

5年はじめの塾の成績はひどいものだった。

算数40点とか、30点とか。理科50点とか。国語はなぜかやたらよかったのだけど。

悔しくて大泣きして家の二階で文字通り大の字になって駄々っこのようになり叱られた思い出が懐かしい。

でも自分の慰めになるのは、こんな記憶だ。

5・6年の2年間カリキュラムを塾は1年半で終わらし、残り半年は復習を行う。

このとき、自分の成績は急激に上昇した。偏差値は70を突破した。

あの苦手だった算数は74を突破したのだ。物覚えの悪い自分が、覚えているのだ。

みんな思い出すのに四苦八苦しているのに、自分はさほど苦労はしなかった。

実は毎日出る塾の宿題は全部答えを丸写ししていたし、

興味の持てない先生の授業はまともに聞いておらず自分で勝手テキストを読んでいた。

気がそれたら落書きをし、ぼーっとし、それこそやりたい放題だった。

おそらく自分は極度のマイペース人間なのだろう。そういう風にしか生きられない恐れすらある。

でも勉強は嫌いじゃなかったし、今も別に仕事は嫌いじゃないのだけど。

どちらかというとむしろ趣味だ。

納得しなければ従えない。

全くの自分勝手人間だ。会社勤めが向いていないという気がする。

近年の短期決算志向の中では尚更だ。

空気」に従うことが出来ない。きっと自分は戦時中の中では間違いなく

非国民」と言われていた類の人間だし、

魔女狩りの時代ならばさっさと殺されていただろう。

でも僕は考えることを止めたくは無い。

考えなくなれば、それは僕にとって死んだも同意義だ。

納得も出来ずに流されることほど怖いものもない。

泥舟に乗っていることに気づかず

頑張ってその船を漕ぐなんてことは大変に怖い。

一番僕が嫌いなことだ。だから考えたい。

そうするとスタートアップが遅れそして作業が遅くなり、目玉を食らう。

それでも考えることが止められない。

結果僕は今会社に泊まって仕事をしている。

なんで頑張ろうとしてるかっていうと、

今のグループ仕事が今月中に終わらなければ

会社に大ダメージであることを説明され納得したからだ。

僕がボルトネックになるわけには絶対にいかないと思う。

でも仕事は遅い。何故ならやはり他のやり方がないか考えてしまうからだ。

結果今会社に泊まっている訳だ。

それでも考えてしまう。

こんな話がある。韓国地下鉄火事があった。

電車は駅に止まっていたにも関わらず皆脱出せず、結果多数の死者が出た。

ずっと皆電車の中にいたというのである。なぜ?

「皆が出なかったし、駅員からのアナウンスもないから大丈夫だと思った、

煙が車内に入ってきている時でさえ」僕はその話を聞いて以来、

地下鉄で脱出もせずそのまま煙の中で死ぬ」のが一番嫌いな死に方になった。

正直僕を使う上の人には同情する。こんなに使いづらい人間も居ないだろう。

それでも考えることが止められない。

こんな文章なら20分で書き上げてしまえるし、

かつ書

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    • 自分が学者肌だという話はかなり前から自覚をしていて、どうしようかすごく悩んだ。でも日本の大学の研究室は、ひどく人間関係が窮屈でとても閉鎖的で息が詰まりそうだった。それは...

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