正統派文化に対するカウンターカルチャー・サブカルチャーとしての性質を無くさないで欲しい、みたいな話じゃないの?
もともとは、古典とか教養と呼ばれるような正統派文化は金も時間もかかるし、若者には手の届かない大人のものという背景があって、それに対して若者向けの安価な娯楽としてのカウンターカルチャー、サブカルチャーとしてロックや漫画のような若者文化が位置付けられていた。カウンターならではの反骨精神とかアングラっぽさも魅力だった。それが「世界に誇る日本の漫画文化」的な文脈になると、若者文化を大人にとられてしまうような気分になるとか。
ま、かつての若者文化形成期に若者だった層が大人になってさらにその下の世代が出てきたり、いつの間にか若いことに価値がある・若者が素晴らしいという価値観の逆転があって、いろいろねじれているのでもちょっと複雑な話なんだけど、カウンターカルチャー・サブカルチャーであるゆえの魅力みたいなものが侵食されそうな危機感というのはあるんではないかな。
漫画って文化かなぁ。って、最近思う。 いや確かに漫画は文化の一つの形だと思うけど、すくなくとも、日本が世界に誇る、っていう形の文化じゃないような気がする。 自分は漫画が...
正統派文化に対するカウンターカルチャー・サブカルチャーとしての性質を無くさないで欲しい、みたいな話じゃないの? もともとは、古典とか教養と呼ばれるような正統派文化は金も...
しかし、アングラっぽい魅力をもつサブカルってなくなっちゃったね。 強いて言うならニコ動か?
ただ単にオレは世間に認められないけど凄いの読んでるんだぞって誇りたいオタク心理。
それはインディーズを漁って神曲を探すのと通じるものがあるな。