なぜだろう、と考えたときに真っ先に挙がるのは「なんで誰もデータをコピーしてないんだろう?」という疑問から始まる違和感。
ヤサコの電脳ペットであるデンスケがイリーガルと接触した時に瀕死の状態になっていたが、その時にまず思ったのは「あれ?バックアップとってねーの?」だったし、メガばあの売っているメガシは基本的にメタバグを使わなくては精製できないとされているのだが、精製されたメガシというのは攻撃用プログラムであると解釈したとき、なぜそれがコピーされないのか?誰もコピーして無限に作り出そうとしないのか?とか考えると、どうにもむずがゆくなって観る気が削がれてしまう。
「無限コピー可」→「それだと遊びとして面白くない」→「ルールとしてコピー禁止にしようぜ」といった流れがあるなら理解可能だが、そういった描写は一切ないし、そのルールを破るのは小学生くらいなら当然だろうと考えられる。小学生だしさすがにそのような技術が無いのか?とも思ったが、高校生くらいの子がクラッキングしてそのノウハウを下に教えるって事くらいはあるだろ、とも考えられる。このへんの違和感を一言でまとめると「ガキらしいガキが存在していない」ってことだ。データの扱いがあまりにもお上品すぎるのではないか。
これが頭に残っている以上、色々な描写が不自然に見えてしかたない。アニメとしてはすごくクオリティが高いだけに、この一点が原因で楽しめないのはなかなか悔しい。なので一応録り貯めて飯のときに流し観しながら「情報を保存するための大容量のストレージが存在しないからなのか?!」とか適当な理由付けができないかと試行錯誤中。この設定、小説版ではうまく消化されているのであろうか。
単なるデータってわけじゃないからだろうが。 人間の身体を脳細胞一つに至るまで、きちんとコピーして構成したとしても、それは別人だろう? これは「データ」という物がそこまで至...
人間の身体を脳細胞一つに至るまで、きちんとコピーして構成したとしても、それは別人だろう? このへんがなー、小学生くらいの子がそこまで考えてくれるかどうかっていう疑問が...
>人間の身体を脳細胞一つに至るまで、きちんとコピーして構成したとしても、それは別人だろう? 哲学業界ではこれはいまだに結論が出てません。 そしてたぶんこれからも出ません。
anond:20070708222412 ネットワークにつながっていて,その関係性によって存在が規定されているようなものの場合,ローカルのデータをコピーしてバックアップはとれてもそれをそのまま復元...
暗号の鍵が問題って事でいいんじゃないの。 スタンドアローンでなく共有された仮想空間において、空間の整合性のためにオブジェクトは暗号化されて管理されているとするわな。一方...