2007-06-27

教育実習費問題で思いついた戯言

極東ブログ: 教育実習費問題というか』

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/06/post_15cf.html

 関東の某県立高校の教員だが、いまだに実習生から実習費を徴収しているところがあると聞いて、正直驚いた。うちの県が徴収しなくなったのはおそらく十年以上前だ。私が勤める県は、元記事の27都県教委のうちの一つか。これだけ騒がれれば廃止も近いだろう。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070624k0000m040108000c.html

 毎年6月は、前期の教育実習が実施されるが、2週間から3週間へと延長されつつある。(大学の学部学科などにより期間が異なる)

教員養成の過程を充実させるため当然といえば当然だが、結構現場には負担である。年度が始まり5月の連休も終わり、授業のペースが出てきた所で教育実習となる。

 しかも教育実習が行われるのは(高校の場合)、比較的大学学者の多い高校である。教員免許取得しようとする大学生が出身高校での実習を希望するからだ。

 私は十数年間、いわゆる「底辺校」にいたが教育実習は一度もなかった。それから、幸いにして新任教諭がやめた例は私の高校ではなかったが、似たような高校で新任が辞めたという話はよく聞いた。

 母校の(比較的聞き分けの良い)後輩を相手に数週間教育実習をして、採用試験に受かって(私の勤務県の場合は)いわゆる「底辺校」へ赴任させられる。理想と現実のギャップに悩んで教職を去る者もいる…。

 何も出身学校教育実習をさせることはないのではないか。いっそのこと、いろいろなタイプ高校教育実習をするように振り分けてみたらどうだろう。

 …無理か。これではむしろ「いじめ」に近いか。何事もトレーニングというのものは平易な状況でやるものか。

 しかし毎年この時期になると上記のようなムチャな着想が頭をよぎる。

(追記)

 憧れのfinalvent氏がブクマしてくれたが、増田さんから外部へ手動TB送信できんようだな…。増田ヘルプにも解説がなさそうだし。

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