昨日の午前中、電車に乗って空席を見つけて座ろうと近づいたら、頭からすっぽり大判のタオルをかぶって横になった人が寝てたわけ。田舎の電車って進行方向に向かって二人がけのシートがバスみたいに並んでるんだけど、その二人がけシートをひとりで占領してるわけ。
そいつのすぐ後ろの席が空いてたから自分は座れたんだけど、田舎駅では立ってる人がほとんどいないからいいとしても、電車が進んでどんどん人が増えていってるのに全然起きようとしないわけよ。
駅に着くたび乗客が席が空いてると思って近づいてきて、うわ人が寝てたのかと諦めて遠ざかっていくわけ。しかもタオルで身体まで隠してるから男か女か怖そうかそうじゃないかも全然わからないから、起こそうにも起こせないわけ。
結局自分も降りた都会駅でそいつも降りたんだけど、なんと正体は中年のババアだったわけよ。
今朝の通勤時間帯には、音楽聴きながら文庫本読んでる大学生くらいのヤンキー系ではない茶髪の兄ちゃんが二人がけの優先席に座ってて、隣にバッグを置いてるからもうひとり座れるのに座れない状態なわけ。田舎駅では立ってる客も少ないからいいとしても、次の駅は乗換駅だから乗ってくる客も多く、しかも優先席にどうぞどうぞ的ルックスのじいさんが乗ってきてすぐ横にヨボヨボ立ってたのに座れないわけ。
人が少ないときは占領してても、車内に客が増えてきたら譲れないわけ?少し顔をあげて周りを見わたしてみれば気付きそうなもんなのにどうしてやんないわけ?そんなに空気読めないわけ?
なんか最近の電車の中では年齢や性別に関係なくそういう人が多いから気になるし、そいつらのすぐ側にいても何も言えなかった自分のチキンぶりにもにょもにょするわけで。
「綺麗だろ。死んでるんだぜ、それ」