この話の続き。というか、1社目の思い出話。
最初の1週間は新卒入社全員集めての座学、その後3ヶ月は同じ課の人間だけで製造現場に入って検査のOJTだった。そこから後は社内でひたすら光学部品の検査の毎日。
製造現場は多分、8割は派遣だったと思う。私が入社した前年は業界的にとても景気が良かったらしく、新卒派遣が大量に投入された。…が、入社した年の後半には機械の製造予定が急減し、気がついたらその大量の新卒派遣は全員いなくなっていた。残ったのは正社員と前からいた派遣の一部だけ。後から聞いた話によると、その後の仕事が見つからなかったらしく全員派遣会社から退職したらしい。(自己都合か会社都合かは不明)
他社の話だけど、東北某県に進出するというメーカーへの投入を予定して採用したが、そのメーカーの進出話が消えたためこっちの会社に派遣された人が何人もいた。そのうちの一人が「話が違う!」とばっくれに近い形で5月頃辞めていった。
SARSが猛威を振るっていた頃、台湾に出張を命じられたけれど拒否した人があっという間に契約終了にされたこともあった。確かに誰かは行かなくてはいけない状況だったけれど…。
特定派遣だっていいところもあるよ。
普通にアタックしたら入れないような大手で仕事をすることができたし、運がよければ正社員のお誘いもある。営業と交渉すれば無職期間無しで違う会社・違う職種に移ることができる。ちゃんと残業代も休出代も出て保険も入っている。
ちなみに、派遣といっても一般派遣じゃなくて特定派遣(正社員)。 就職氷河期の終わりごろに情報処理系の専門学校卒業し、ソフト開発を希望して入社。 本社が東京にあったため都内...
この話の続き。というか、1社目の思い出話。 そこは北関東のとある大手光学機器メーカーの子会社。 最初の1週間は新卒入社全員集めての座学、その後3ヶ月は同じ課の人間だけで製造...
派遣じゃなくても専門と違う部署に行かされることはあるけどね。