2007-05-06

世界はそれほど公平ではない。

飢えと争いの時代はあっという間に来る。

もりあがりを横目に的はずしではありますが。

たとえ水不足が表面化して世界的な食糧不足がおこったとしても、世界戦争はおきないと思う。

世界戦争を起こせるほどの強国は、たぶん、戦争をおこしても良いと思うほどには困らない。

たとえ困ったとしても、収奪対象は周辺の弱い国だ。石油のように産出場所が限定されるものではないし、その方が簡単だ。

実際には、世界市場で食料の高騰が始まると同時に、多くの貧しい国で飢餓輸出が始まるんじゃないかと思う。

この場合、飢えた人々の目の前から食料を持ち去るのは自国の役人やブローカーだ。

飢餓輸出をする側の国はとてつもなく凄惨なことになるだろうけど、買い手側の国ではお肉や乳製品の値段が倍になったといって嘆く程度の話に収まる。

難民の流入や局地紛争の頻発による世界情勢の不安定化とかマイナスの影響は大きいだろうけど、国家総力戦を決意させるほどの問題になるとは思えない。

インド中国では内紛がおこりそうな気もするけど、他の国がかかわりたがるとは思えないしなあ。

  • 国家としての高い経済力が必須ってことですね。 とりあえず真面目に働きますか。

    • http://anond.hatelabo.jp/20070506085947 仕事をすることで飢える人を増やすこともあるんじゃねぇのか?価格競争とか。 もしくは自分自身がワーキングプアになるとか。

      • なんで仕事をしたら飢餓が増えるんだ?農業だって仕事だぞ。 それに価格競争がなければ物価が高くなるから余計に貧乏になる。

      • 農業だって、みんなで同じ作物作れば、単価が下がって儲からなくなるよ。 じゃなかったら、なんで農家で出荷前のキャベツを大量に廃棄してるんだか。

        • 「食糧危機を乗り切るためには個人の経済力を高めるしかないのでは」ってことになっているはず。「売れないものを大量に作る」のは「経済力を高める」行為とは言えないと思う。 あ...

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