2007-04-11

マンバ、ガングロにみられる少女の闇

最近渋谷で「マンバ」なるものを散見する。

この珍動物は一時世の中を席巻し、収束したあの「ガングロ」の再来であるとみていいだろう。

改めて説明するのもアレだが「ガングロ」という言葉がある。

顔面が黒い=ガングロで、類型にロングな毛=ロン毛がある。

「アダモチャンぽくてカワイイ」って話らしいが、島崎敏郎はあくまでギャグでやってるわけでオマエラ其れ、

オレ等を笑わそうとしてやってんだったらみつまジャパン並に笑えないから止めてくれ、ってところだ。

ちなみに「ガングロ」にもヒエラルキーが存在し、最上位がもっとも色の黒い「ゴングロ」だって話を友達から聞いた。

色の黒い方がヒエラルキーが高いってなんかの土着部族か?

さて、「マンバ」たる彼女らは果たして手法としての「ガングロ」をファッションとしてやってるのか?

なんかの番組で「あなたは何故ガングロなんですか?」って質問をしたときに

「私ブスだから」ととんでもないブスが云ってたがここにこのブームの真意があるのではないか。

例えば、ルーズソックスである。

アレをファッション性だけでかたるのは易いが、「パンツ見せても足首見せない」ルーズソックスが、 足の太い女の子に都合よかったように

ガングロが素顔を晒せない女の子にとって非常に都合が良かったのではないのだろうか。

ガングロに見られる、少女の闇(嘲笑)

いたいけな少女を化け物にしたのは、紛れも無く「ブス」「ふってー足だな、ヲイ」という心無い言葉である。

風の谷のナウシカにみられる腐海の森のように、一見化け物の彼女らはそういった悪意の言霊を吸収していったのだ。

カタルシス、除反応ではなく。浄化への過程なのかもしれない。>ガングロ

マンバたちの顔はますます黒さを増している。

彼女らの顔が黒くなる時、ソレは世の中に悪意が満ちているときなのではないかと思うのだ。

彼女達の周りに「そのままの君が奇麗だよ」という言葉が溢れた時、顔面を覆っていた闇は晴れ、街は明るさを取り戻すだろう。

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