私ははてなの各種サービスをたいへん便利に利用させてもらって、概ね満足している無料ユーザである。フォトライフの容量が(昔)少なかろうがアイデアが機能していなかろうがアノニマスダイアリーがアレだろうが全く気にならない。
なーんでか、と自問してみた。
「はてなはウェブサービスを開発してそれを多数の一般ユーザに無料で使わせることでシステムの改善とサービスの宣伝を行い、そのシステムを企業ユーザに売ったりサービスに広告欄をつけたりして収入を得ている会社である」
という脳内定義が自分のはてな観の底辺全体に広がっていた。埋蔵量甚大。
お客様よ神様よ、とちやほやされることははなから期待してない。だって私テスターだもん、テストの報酬はサービスをタダで使わせてもらえることだもん。はてなアイデアだってほら、はてなのサービスの改善に役立てることはもののついでで、アイデアシステムを運用することで洗練していきあわよくば企業に販売できるものになったらいいな的皮算用が本旨と思っておけば、なかなか実装されないとかなんとかキーキー言って眉間にシワを増やさなくて済む(実装を心待ちにしてるアイデアはあるが、眉間のシワを増やさないことのほうが優先度がはるかに高い)。変な社長のいる変な企業に過大な期待を抱き、もっともっとお客様である私に都合よくしろ!とムカムカイライラ不満を募らせながら毎日暮らすなんて大損だと思っている。
はてなが一般ユーザでテストを重ねたシステムを売ったり、ユーザ数ゆえの広告収入を得たりして成り立ってゆくのはいいことだ。そこそこ使えるユニークなサービスがあって、他サービスに比べれば無料ユーザの要望がサービスに反映されやすい、こんな都合のいいものを無料で使い続けられるなら、どうぞ私以外のお金のあるところからじゃんじゃん儲けて長く良好な経営状態を維持していってほしいものだ。
まあ私は基本的に変な会社が好きですけどね。
最近(つっても話聞いたのは半年以上前だが)は企業向けシステム開発の比重はかなり下がってるとか。 キーワードマッチング広告のアレがアレらしい。
「なにそれひどくない? もう今度こそ別れちゃいなよ」と言われるも 「自分ができることをしてあげたい」と返して、恋人のために今日も尽くす そんな感じの、はてなと私のおつき...
「はじめまして(わあ、なんか趣味がいっぱいで、たのしそうな方だなー)」 「またお会いしましたね(私のこと見てくれてる。もしかして?どきどき)」 「あ、じゃあまた今度。(あ...