2007-02-22

拘束

http://anond.hatelabo.jp/20070222010715

あなたを拘束しているのは携帯というハードウェアか。それとも携帯の向こうにいる誰か/何かか。そこを間違えないように。私を縛る鉄鎖など無くなってしまえ!と神に願い叶った次の日、男はビニ紐とガムテを持って近づいてくるのだから。

http://anond.hatelabo.jp/20070222012354

便利が産むものが余剰時間だけだと考えているなら、その通り。だが実際には便利は行動の幅を生んでいる。生まれた余剰時間すら枷としか感じられないのなら、それは幅が無かった時代を忘れているだけだろう。家電を導入しても家事の時間は減っていない、という根拠不明なフレーズに惹かれてしまう人は、我々が過去どうやって米を炊いて服を洗っていたかも忘れてしまっているに過ぎないのだから。

記事への反応 -
  • 「いつでも持ち歩くことができる電話機」というコンセプトで誕生したはずのケータイは、 気がつけば 「いつでも持ち歩いていなければならないもの」になってしまっていた。 私は長...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070222010715 あなたを拘束しているのは携帯というハードウェアか。それとも携帯の向こうにいる誰か/何かか。そこを間違えないように。 http://anond.hatelabo.jp/2007022201235...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070222013543 生まれた行動の幅は、自由としてもたらされるよりはむしろ必需品としてもたらされる。車や電車で行動の幅は広がったが、通勤を常態化し、田舎に留まっ...

        •  マクロに見たときの、個人に与えられる「自由」の意義とは、社会がその構成員に対して業務上必要なデバイスとして支給する「道具」とか「業務用品」とか「官給品(?)」なのだろ...

    • 空いている席の上で、よくケータイがなってる職場の人には、その感覚がわからんかったりする。

    • http://anond.hatelabo.jp/20070222010715 そう、そしてヒトラーの予言が成就する。 ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。これはある意味では気楽な身分だ。戦争も気候も経済...

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