技術者に考えさせると袋小路まで考え、最終形は妙に複雑怪奇なもの
もっとシンプルにすれば顕在化しないものまで露呈され、吟味され、主目的が曖昧になる
技術「でもどうせやるなら100だろ」
企画「そうなんだよ!できるのなら10じゃなく100がいいな!」
技術「でもさ、いろいろ考えるとマイナス10、ここででマイナス8.2、でもこれもマイナス6.004で…あーでもないこーでもない…」
企画「…へー、そうなんだ、ふむふむ…」
技術「結局、43.748だな」
企画「…ああれ?100にはならないの?」
技術「そう、結局43か44くらい」
企画「…100にならないなら10で良いんだけど」
企画「そう、じゃ43.748でおねがい」
10に上乗せで33.748を考える必要が出てくる
面倒だなぁ、その少数…
で、リリース前に
技術「43か44って結局どうなるんだっけ?」
企画「へっ?」
技術「43だっけ44だっけ?」
企画「43.748だったでしょ」
技術「え!そうだっけ?」
企画「この前決めたじゃん、43.748だって」
技術「ふーん…この際さ、切りよく43にしようよ」
せっかく考えた複雑な小数点以下を含む0.748はあっさり切り捨てられる
実は、切り捨てた中にそもそもの10がいくらか含まれていたりする
そんなのおかしいと思う今日この頃