実家近辺は、高校生の時に初めて町にマクドナルドがやってきた。
友達の間では、「マクド不味い」「マクドはナゲットだけ買うところ」と言われていたが、なんだかんだ言ってそれなりの頻度で通っていた。他に皆で立ち寄って溜まる場所もないし、他の店よりもましな味だったから。田舎というのは不味い店が競争で淘汰されないのだ。
ところが、数年後都会に出て、何かのついでにマクドで食べたら、これがうまいんだ。
まぁ、うまいといっても値段なりだが、明らかに実家のマクドよりうまい。その後、どの店に入っても同じくらいうまい。
観察してみると、都会のマクドはいつでも行列ができていて、作るやいなや売れていく。こんな光景は田舎では見たことがないから、作り置きが制限時間ぎりぎりまで保温器に置いてあることが多かったのではないかと思う。そういえばナゲットだけはいつも揚げたてだった。
しばらく前に、テレビの何かの番組で、街でインタビューされた外国人(どこの国かは見落とした)が「日本のマクドナルドは美味しいから好き」と話していた。
やっぱり世界中同じ味というわけではないのだろうか。
ロスで食べたのはレタスがごっそり入ってた気がする