今さらだが、録画してたNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」を見た。
人工眼の人は初めて見た。なんでこんなゴツい装置なんだ?と思ってたら理由も語られた。検索してみたらこちらに詳しかった。→sci.gr.jp/project/nhksp/text_3.php あの故障はなんとかメンテナンスできないものなのか。多少使い勝手の悪い道具でも、まもなく脳の方が適応して体の一部のように動かせるのは、ゲーマーには実感があるんじゃないか。それと瑣末だが、ロボット義手の研究室で、装置の端にメモクリップがついてて、ホテルの備品みたいな小さな櫛を差してあるのが面白かった。細い配線が絡まないように櫛の歯の間にはさんである。うまいこと思いつくなー。
個人的には、体も脳も一種の精密機械であるという事実に抵抗はない。脳内の化学物質のバランスで物の見方や感情の起伏が周期的に変わっちゃうという状況は女性には日常だろう(人によって程度の差はありましょうが)。そういったしくみが、生得的か、人工的にコントロールできるか、の違いだろうと思う。
問題は、目指すべき「適正」「標準」を何をもって選択・決定するか、だろうか。
録画を見ながら、整形美人を連想していた。整形した人を見ると、いつごろ手術した人なのかが察せられることがある。その当時に流行した女優に似ているところがあるからだ。より良い幸福な自分になれるなら問題ない。しかし、個人や社会が要請した「正しさ」が、数年後にも正しいと感じられるかどうかは、本人にもわからない。「選択肢がある」とはそういうことだろうと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20070608125214 その議論は近い将来に是非やっていただきたい。技術的に可能になる前に。 臨床ロボット倫理学、サイバネティクス法学、のような名前になるのかな? 以...
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