「ダウンロードできなければ買ってた」という層がいたとして、有名メーカーの売れ筋タイトルなら少数のタダ見は(商売人の感情としては「万引きは犯罪です」的なブチ切れでも。まあ、それは正しいのだが、マーケットの微妙なバランスからすれば)売り上げ的には屁でもないだろう。
が、ロングテールの先っぽでくすぶっているニッチタイトルを販売しているメーカーにとっては痛手かもしれない。ニッチなタイトルは需要が少ないから、もともと採算がとれるかどうかギリギリのところで商売をやっているだろう。
で、一本の値段を上げたり、一本あたりの話数を削ったりすると、「ダウンロードできなければ買ってた?ホントに??」という話に戻ってくるわけだ。
あーあ
ARIAのアニメが終わってからというもの世界の色彩がなくなってしまったような気分だ
全てが灰色だ
またアクアでご一緒しましょうって日曜に言ってもらえないと一週間頑張れないよ
あーあ
世界は全然素敵じゃない
「見られるのだったら見るが、金を出してまで見たくはない」程度のものしか落とさない。
というか、いまはアニメ自体が「金を出してまで…」というコンテンツになってる。元は無料で放送されてるものだし。
でも、nyで落としたアニメのDVDを買う人はいないかもしれないけど、そのアニメの原作や周辺商品を買う人はいるんじゃないかね。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2005/03/08/6754.html
上記はCDの話だが、DVDでも似たようなものなのではないだろうか。
売り手の気持ちとしては「P2Pがなければ、DVDを買っていたであろう人が、P2Pで済ませたために、売り上げが減った」という物語なのだろう。が、ダウンロードで済ませる人とDVDを購入する人はイコールではないだろう。「見ても見なくても買わない人」だっているだろう。
この物語を証明するには、「P2Pがなければ、DVDを買っていたであろう人」ってのが本当にいるのかを調べないといけないね。そういう人がいたとして、DVD全体の売り上げに対して、その数字がどれくらい影響を及ぼしているのかを調べないといけない。
ならず、失敗……すまん1getを狙ってたひとたち。