2006-09-24

さっき辞意を伝えました。やんわり慰留されました。

実質プログラマ(というかエンジニア、というかぶっちゃけ理系」)がいないシステム開発会社で働いて半年1年になる。得意先に訪問してはVBで書かれたコードメンテとか、SQLクエリ書いてDBに変なデータが入っているのを見つけては修正をしたりとかが仕事になっている。

それで夜遅く帰社して(こんな時間まで一体何をやってたんだと)本日仕事内容の報告を求められるので、「いつまでたってもシステムが要件を満たす水準に達してない」「修正依頼して1年にもなる(らしい)不具合がいまだに改善していません」「ろくにメンテしていないのでサーバーレスポンスの低下が著しいです」等の悲惨な状況を文系営業の理解を超えない範囲で極力技術的な内容にならないよう注意しながらそれとなく匂わせるような奥歯に物が挟まったような物言いで説明すると「営業職がそんな仕事をするな。そんな遊んでいるヒマがあったら新しい案件引っ張ってこい。」と上司に怒鳴られる。私はただ、システム納品時に貴方が顧客に言った(筈の)「最後まで責任を持って面倒見ますんで」という約束を履行しようとしているにすぎないのに。納品時より完全に放置され肥大しまくったトランザクションログの削除があと1月遅れて、サーバーHDDパンクしてたら顧客に対して一体誰が責任を取ったというのだろう。

大体10人未満の会社の大半が営業なのはどういう事だろう。社長を筆頭に皆営業職しか経験が無いからそうなるのか。開発で採用されてもここ社内では技術的な話は全く理解されないのでエンジニアはアホらしくなって出来る人から辞めていった結果が今の現状だと推察するのは今の会社に対する侮辱になるだろうか。

こんな状態で新規案件もクソも無いと思うのも侮辱になるのかは知らないが、受注したところで「んで、このシステムを誰が作るの?誰が保守するの?」という疑問で日々頭がいっぱいでおかしくなりそうなのだ。挙句の果てに仕様書(らしき)プリント2枚渡されて「○○クン、これ出来る?」と言われたらやっぱり普通はここでブチ切れないと駄目なんだろうか。

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