ある冬の朝、市役所の建物の横の歩道でホームレスが野垂れ死にしてても誰も背を屈めてまで様子をみようとはしなかった。
時折り数人立ち止まって生きてるのか死んでるのか立ったまま様子を判断してそのまま立ち去っていった。
誰もホームレスの死体に触ろうとはしない。
勿論多くの人々はちらっと目を向けただけで死体を避けて通るだけ。死体は只の風景に過ぎなかった。
十数分後に救急車から降りてきた救急隊員が死体を運んでいった。
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