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2012-01-30

ハシシタ君の許せない所

1. テレビで見当違いのアジテーションをしたこと (90%)

犯罪弁護人は、世界で全員を敵に回そうとも被告人の味方であることを求められる。こんな厳しい仕事を進んでやる人が一人でもいるから、裁判正当性が担保されるのだ。それを理解していない筈はない。単純にポピュリズムというか、衆愚主義にのっかって(群集の快感原理に訴えかけて) 弁護士会への懲戒請求を煽る。

こんな人権意識人間首長なんかやらせられるか馬鹿もの

2. 思い込みで教育を左右できると思っているところ (10%)

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/28/kiji/K20120128002522420.html にもあるが、結局の所教育問題ってのは誰でも口をはさみたくなるが故に、しばしば間違っていることであっても「正しい」という信念のもとに正当化される。しかし、教育を左右するというのは国の基礎を左右している、という責任感はあるのだろうか(私には全く感じられない)。建っている建物の基礎を変更するんだからドラスティックに変更したら、いくら設計図が正しくても工程管理ミスで家が引っくり返ることがある。ましてや、その棟梁選挙で選ばれる(すなわち、継続性が保証されない)政治家だと言う。

短期的に見ればミクロ世代間格差や想定していない副作用おかしなことになるだろうし、長期的に見れば右に左にゆさぶられた教育現場がぐだぐだになるだろう。教育改革は1つのサイクルすら5年、10年という長丁場の覚悟がないと、本来は為しえない難事業なのだ。どうしてもドラスティックに変えたければ、特区や特定校指定などといった「離れ」でまず実験をすべき。これは、別に教育に限った話ではなく、生きているシステムは全てそうだ。

2012-01-27

村上春樹の猛々しい想像力 (2/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

1 - 2 - 3

どうやら村上は、この本のアメリカ版をそのとき初めて目にしたらしい。

そういう文化交流はえてして少しぎこちなくなるものだ。

日本では『1Q84』は2年を掛けて3巻に分かれて発表された(村上は2巻目で一度終わりにしたが、一年後にもう数百ページ付け足したのである)。

アメリカでは、一巻のモノリスとして組まれ、秋の読書イベントに発表が設定された。

YouTube ではきらびやかトレーラームービーを見ることができ、

一部の書店では発売日10月25日に深夜営業が予定されている。

Knopf は英語訳を急がせるため、二人の訳者に手分けして翻訳をさせた。



村上にこれほど長い作品を書くつもりがあったかと尋ねると、なかったという。

これほど長くなることが分かっていれば、書き始めなかったかもしれないともいう。

彼はタイトルや冒頭のイメージ(この作品の場合は両方だった)が浮かんだ時点で、机の前に座り、

毎朝毎朝、終わるまで書きつづけるのである

1Q84』によって彼は三年間収監されたという。



といっても、この大作はごく小さな種から生まれた。

村上によれば『1Q84』は、人気を博した彼のショートストーリー『四月のある晴れた朝に100パーセント女の子出会うことについて』(英語版では5ページ)を増幅させたものに過ぎないという。

「基本的には同じなんだ」と彼は言う。

少年少女出会う。別れてしまった後、二人は互いを探し合う。単純な物語だ。それを長くしただけ」



実際には『1Q84』は単純な物語ではない。

筋書きを要約することすら、少なくともこの宇宙人間言語をもって雑誌の1記事で書くとすれば不可能だ。

物語は行き詰まりから始まる。

青豆という少女が、タクシーに乗って東京の周縁に掛かる高架の高速道路を行く。

そこで渋滞に巻き込まれ、身動きがとれなくなる。

タクシーラジオからある歌が流れる。

チェコスロバキア作曲家レオシュ・ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」だ。

渋滞に巻き込まれたタクシーの中で聴くのにうってつけの音楽とは言えないはずだ」と村上は書く。

しかしそれは神秘的な深さで彼女共鳴する。

シンフォニエッタ」は進み、タクシーは動かない。

運転手は青豆に変わった迂回路を提案する。

高架高速道路には非常用脱出口が設置されている、そして、普通の人には知られていない脱出口への階段がある、と彼は言う。

本当に絶望しきっているのであれば、そこから地上に降りることもできる。

青豆が考えていると突然、運転手が村上一流の警告を口にする。

「見かけにだまされないように」と彼は言う。

降りていけば、彼女にとっての世界根底から変わってしまうかもしれない、と。



彼女はそうして、世界は変わった。

青豆が降りた世界歴史の軌跡がわずかに違っていた。

そしてわずかではない違いとして、月がふたつあった(ちなみに彼女遅刻した約束というのは暗殺約束であったことが明らかになる)。

そしてその世界にはリトル・ピープルと呼ばれる魔法の種族がいる。

彼らは死んだ盲の羊の口(詳しく書くと長くなる)から生まれ、オタマジャクシの大きさからプレーリードッグの大きさにまで育ち、「ホーホー」と合唱しながら空中から透明な糸を紡ぎだして「空気さなぎ」と呼ばれる巨大なピーナッツ型のまゆを作る。

1Q84』の狂気はおよそそのような流れだ。

この本ではなかばあたりまで、このように浮世離れしたした超自然ガジェット(空中に浮かぶ時計、神秘的なセックス麻痺など)が繰り出されてくるので、

私は行間にエクスクラメーションマークを置きたくなった。



この数十年、村上は自身が「本格小説」と位置づけるものを書こうとしていると言い続けてきた。

一例として彼は『カラマーゾフの兄弟』を挙げて目標にしている。

その試みこそが、三人称の幅広い視点から描かれた巨大小説1Q84であるように思われる。

怒り、暴力惨事、奇妙なセックス、奇妙な新現実を抱えた本であり、

日本のすべてを取り込もうとするかのような本である

偶然ぶつかることになってしまった悲劇にも関わらず(あるいはその悲劇のなかでこそ)、

ひとりの人間の脳に詰め込まれた不思議を提示して、本書は読者を驚嘆させる。



驚きを覚える本の数々をこれだけ読んだあとでもなお、私は村上の本で驚かせられた。

そのこと自体が驚きだったと村上に伝えると、彼はいものようにそれを受け流し、

自分想像力を入れたつまらない花瓶でしかない、と言い張った。



「リトル・ピープルは突然やってきた」という。

「彼らが何者なのかはわからない。その意味づけもわからない。

 僕は物語の虜だった。選択したのは僕ではなかった。彼らが来て、僕はそれを書いた。それが僕の仕事



村上の作品は夢のようであることが多い。

明晰夢を見ることがあるかと尋ねると、

覚えていられたことはない、という。

目覚めたときには消えている、と。

ここ数年で覚えていられた夢は一度だけ、それは村上春樹小説のような繰り返す悪夢だったという。

その夢の中で、影のような未知の人物が「奇妙な食べ物」を料理してくれていた。

蛇肉の天ぷら芋虫パイ、そしてパンダ入りライス

食べたいとは思わないが、夢のなかでは彼はそれに興味をひかれていて、まさに一口入れようというとき目が覚めた。



2日目、村上と私は彼の車の後部座席に乗り込み、彼の海辺の家へ向かった。

運転したのはアシスタントの一人である身ぎれいな女性で、青豆よりわずかに若かった。

私たちは東京を横切り、青豆が『1Q84』で運命的な下降をした高架高速道路の本物へと向かった。

カーステレオではブルース・スプリングスティーンカバーした「Old Dan Tucker」がかけられていた。

アメリカシュールレアリズム古典である



車中で、村上は冒頭のシーンを思いついたときに考えていた緊急脱出口のことを持ち出した(青豆と同じように実際に渋滞に巻き込まれていたときにそのアイデアを思いついたという)。

次に彼は存在論的に複雑な仕事をした。

実際の高速道路で、小説中であれば青豆が新世界に向けてくだっていったであろう場所を正確に特定しようとしたのである

彼女用賀から渋谷に行こうとしていた」車窓をのぞきながら彼はいう。

「だから多分このあたりのはずだ」

と言ってこちらを向いて念を押すように

「それは現実じゃないけれど」

と付け加えた。

それでも、彼は窓の方に戻って実際に起こった出来事を話すように続きを語った。

「そう」と指差して「ここが彼女が降りていった場所だ」

キャロットタワーと呼ばれる、およそ巨大なネジが刺さった高層ビルのような建物の前を通り過ぎた。

村上はそこでこちらを向いて、もう一度思いついたように、

「それは現実じゃないけれど」と言った。



村上フィクションは変わったやり方で現実漏れ出す。

日本に滞在した5日間のあいだ、私は村上東京にいたときとは違って、実際の東京で落ち着くことができなかった。

村上東京、それは本物の東京を彼の本というレンズで見たときの姿だ。

私はできるかぎりその世界時間を過ごそうとした。

村上天啓を得たあの場所神宮球場へ行き、

客席の上の方で二塁打が打たれるたびに注目した(私がもらった天啓もっとも近いものは、枝豆を喉につかえさせて窒息しかけたことだった)。

また、私はローリングストーンズの「Sympathy for the Devil」とエリック・クラプトン2001年アルバム「Reptile」をかけながら、神宮外苑という村上お気に入り東京ジョギングルートゆっくりと走った。

私のホテル新宿駅に近い。そこは『1Q84』でも重要役割を果たす、交通機関ハブ的な場所だ。

登場人物たちが好んで使う集合場所中村屋で私はコーヒーを飲み、カレーを食べた。

そしてフレンチトーストタピオカティーの向こうで東京人たちが交わす会話に耳をひそめた。

そうしてうろつくあいだに、村上小説が極度に意識しているものごと、すなわち、偶然かかる音楽、上昇と下降、人々の耳の形といったものを、私も極度に意識するようになった。



こうして私は、村上巡礼者の列に連なることになった。

実際、彼の小説中の説明をもとにして料理本を出版した人もいるし、

登場人物が聞いた音楽プレイリストオンラインでまとめている読者もいる。

村上は、明らかに喜んだ様子で韓国のある会社西日本への『海辺のカフカ旅行を企画したこと、

ポーランド翻訳者が『1Q84』をテーマにした東京旅行ガイドブック編集していることを教えてくれた。



こうした旅自体が、形而上の境界を越えてしまうこともある。

村上は読者から彼が生み出したもの現実世界で「発見」したという便りを受け取ることがよくあるという。

たとえば、彼が作り出したと思っていたレストランや店が東京に実際ある、など。

ドルフィンホテルというのは『羊をめぐる冒険』で村上が生み出したものだが、札幌にはそれが複数ある。

1Q84』の発表後、ありえない名字として作り出したつもりだった「青豆」という名字家族から村上は便りを受け取ったという。

彼はサイン本を一冊その家族に送った。

ここでの要点と言えるのは、現実漏れ出す虚構、虚構に漏れ出す現実というものが、

村上の作品についてはほとんどの場合、作品そのものだということだ。

彼は私たちを世界から世界へと往還させる。



世界から世界への往還──それは翻訳の作業を思い起こさせる。

翻訳は、様々な意味村上の作品を理解する鍵となる。

彼は一貫して日本作家からの影響を否定してきた。

作家活動の初期には、「日本人という呪いから逃れようとしているとさえ語った。

その代わり、十代の若者として、西洋小説家の作品を貪ることによって、文学感受性を培った。

その中にはヨーロッパ古典ドストエフスキースタンダールディケンズ)もあったが、

彼が生涯を通して繰り返し読んだのは、とりわけ20世紀アメリカのある種の作家たち、

レイモンド・チャンドラートルーマン・カポーテ、F. スコット・フィッツジェラルドリチャード・ブローティガンカート・ヴォネガットなどだ。

処女作に取りかかったとき村上は奮闘し、標準的でない解決法に行き当たった。

本の冒頭を英語で書き、それから日本語翻訳し直すのである

そうやって自分の声を獲得したと彼は言う。

村上を長く翻訳しているジェイ・ルービンによると、村上の作品の特徴のひとつは、

たか英語原作から翻訳されたかのように読めることだという。

2011年10月21日

1 - 2 - 3

村上春樹の猛々しい想像力 (1/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

訳注:長文注意。誤訳あったらごめんなさい。教えてもらえたらあとで直します)

1 - 2 - 3

この夏、私は初めての日本への旅行を企てた。

村上春樹の作品世界にほぼ浸りきってやろうというつもりだった。

ところがその目論見は外れることになる。

私は村上の作品の影響下にあるまま、東京に降り立った。

期待していたのは、バルセロナパリベルリンのような街だった。

そこでは、市民はみな英語が達者で、さらにはジャズ劇場文学シットコムフィルム・ノワールオペラロックといった、

西洋文化のあらゆる枝葉に通じている……そんなコスモポリタン世界都市を私は期待していた。

誰かに聞いておけば分かっていたはずなのだが、実際の日本はまったくそんな場所ではなかった。

実際に足を踏み入れることができる日本は、どこまでも頑固に、日本的だった。



そう思い知らされたのが地下だったというのは、我ながらよくできていたと思う。

東京での初めての朝、私は村上の事務所に向かっていた。

アイロン掛けたてのシャツに包まれ、なんの躊躇もなく地下鉄の駅へと降りて行くや否や、

私は迷子になり、助けを求めようにも英語話者を見つけることができなかった。

最終的には(電車を乗り間違え、馬鹿げた値段の切符を買ってしまい、必死のジェスチャーで通勤客を怖がらせたあと)、

どうにか地上に出てはみたものの、もはやインタビューの時刻はとうに過ぎている。

私は絶望して、目的もなくあちらこちらへとさまよい歩いた(東京にはほとんど標識がないのである)。

そして蜂の巣状のガラスピラミッドのような建物の前で途方に暮れていたとき

ついにユキという村上アシスタントに見つけてもらうことができた。



このようにして私は東京の地下の洗礼を受けたのである

まりにもうかつな、アメリカ人的な私は、村上のことを現代日本文化を忠実に代表する人物として考えていた。

実際には彼は私が思っていたような作家ではなく、日本は私が思っていたような場所ではなかった。

そして両者の関係の複雑さは、翻訳を介して遠くから眺めていたときには想像しえないものであることが明らかになっていった。



村上の新作『1Q84』の主人公の一人は、自らの人生最初記憶に苛まれており、誰に会ったときにも、あなた最初記憶はなにかと尋ねる。

やっと村上に会えたとき、私は彼の最初記憶について尋ねた。

それは3歳のとき、初めて家の門の外に歩き出したときのことだという。

彼は道をてくてくと渡り、溝に落ちた。

流されていく先にあるのは、暗く恐ろしいトンネル

そこに差し掛かろうかというとき、母が手を差し伸べ、彼は助かった。

「明確に覚えている」と彼は言う。

「水の冷たさ、トンネルの闇、その闇のかたち。怖かった。僕が闇に魅かれているのはそのせいだと思う」

村上がこの記憶を語るとき、私は既視感とともに心の中でくしゃみをするような気持ちを覚えた。

その記憶には聞いた覚えがある、いや、不思議なことにその記憶自分の中にある、と感じた。

ずっとあとになって分かったことだが、私は確かにその記憶を持っていた。

村上は『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭の脇役に自分記憶を写し込んでいたのだ。



村上を初めて訪問したのは、日本にしてもありえない夏の厳しさの最中

週の真ん中、蒸し蒸しする午前中のことだった。

それは非現実的なまでの災害の余波を受けた夏だった。

4ヶ月前に北日本を襲った津波で2万人が命を落とし、

いくつもの街が破壊され、原子力発電所メルトダウンした。

その結果、電力、公衆衛生メディア政治にも危機が到来した(当時の首相の辞職によって、5年間に5人目の首相が生まれることになった)。

日本を代表する小説家である村上に会いに来たのは、

大作『1Q84』の英語訳(そしてフランス語訳、スペイン語訳、ヘブライ語訳、ラトビア語訳、トルコ語訳、ドイツ語訳、ポルトガル語訳、スウェーデン語訳、チェコ語訳、ロシア語訳、カタルーニャ語訳)について話すためだった。

この本はアジアで数百万部を売り上げ、

まだ翻訳が出ていない言語圏ですらノーベル文学賞の噂が囁かれていた。

62歳にして30年のキャリアを持つ村上は、日本文学最高峰としての地位を確かなものにしている。

疑いなく、彼は母国の表層とかたちを世界に伝える、想像世界大使となった。



そのことは、関係者には非常に大きな驚きだったと言われている。



村上は常に自分日本アウトサイダーだと考えている。

彼は不思議社会環境最中に生まれた。

アメリカによる戦後占領を受けた1949年京都日本の前首都である

「これ以上の文化混交の瞬間を見つけるのは難しい」と John W. Dower は1940年代後半の日本について書いている。

「これほど深く、予測不能で、曖昧で、混乱していて、刺激的なものは他にない」という。

「瞬間」を「フィクション」に置き換えてみれば、村上の作品を完璧に説明することができる。

彼の物語の基本構造は、互換性のない複数の世界に根を下ろした普通の人生であり、

それはそのまま彼の最初人生経験の基本構造でもある。



村上は成長するまでのほとんどを神戸郊外で過ごした。

そこは、さまざまな言語の喧騒に包まれた国際的な港湾都市である

彼はアメリカ文化、とくにハードボイルド探偵小説ジャズに没頭して十代を過ごした。

そうして反逆のクールさを自分ものにし、

二十代のはじめには大企業の序列に入り込む代わりに、髪を伸ばしヒゲを生やして、両親のすすめを押し切って結婚し、借金をして「ピーターキャット」というジャズクラブ東京で開いた。

掃除をして、音楽を聞いて、サンドイッチを作って、酒を注いで、

彼は約10年間をその仕事に費やした。



作家としての村上キャリアの始まり方は、彼のあの作品スタイルそのものだった。

どこまでも普通の設定で始まり、どこからともなく神秘的な真実が主人公に降りかかり、その人生根底から変えてしまう。

29歳の村上地元野球場の芝生でビールを飲みながら、デイヴヒルトンというアメリカ人助っ人バッター二塁打を打つのを見ていた。

平凡なヒットだったが、ボールが飛んでいくのを見て村上天啓に打たれた。

自分小説が書けると気づいたのである

そんな望みはそれまでなかったが、いまや圧倒的なまでだった。

そして彼は書いた。

試合が終わった後、書店に行きペンと紙を買って、

数ヶ月のちに『風の歌を聞け』を書き上げた。

それは名もなき21歳の話し手が語る小さく凝縮された作品だったが、冒頭から村上らしさが見えていた。

アンニュイとエキゾチシズムの奇妙な混合。

わずか130ページで、その本は西洋文化をぶつ切りにして引用してみせた。

名犬ラッシー』、『ミッキーマウスクラブ』、『熱いトタン屋根の猫』、『カリフォルニア・ガールズ』、ベートーベン第三ピアノ交響曲フランス映画監督ロジェ・ヴァディム、ボブ・ディランマーヴィン・ゲイエルヴィス・プレスリー、『ピーナッツ』のウッドストックサム・ペキンパーピーターポール&マリー。

以上はごく一部に過ぎない。

そしてその本には(少なくとも英語訳には)日本芸術引用がまったくない。

村上作品のこうした傾向は日本批評家をしばしば苛立たせている。



村上は『風の歌を聞け』を権威ある新人賞に応募し、受賞した。

そして一年後、ピンボール機を取り上げた次の小説を出したのち、執筆時間のすべてを費やすため、ジャズクラブを畳んだ。



時間のすべて」という言葉には、村上にとっては余人とは異なる意味がある。

30年を経て、彼は僧侶のように統制された生活を送っている。

すべてが作品を作り出すのを助けるように調整されている。

彼は毎日のように長距離を走り、泳ぎ、健康的な食生活を送り、夜9時には床につき、朝4時に起きる。

そして起床後5、6時間は机に向かい執筆に集中する(2時に起きることもあるという)。

彼は自分の事務所を監禁場所だとみなしている。

「ただし自発的な、幸せ監禁だけれど」



「集中は僕の人生もっと幸せものだ」という。

「集中できないとき、人はあまり幸せではない。僕は考えるのが速くないけれど、何かに興味を持てば、それを何年も続けられる。退屈することはない。僕はヤカンのようなものだ。沸かすのに時間はかかるけれど、いつまでも熱い」



そうした日々の湯沸かしが続いていって、世界でも類まれな作品群ができあがった。

30年の歳月を経て積み重ねられたそれには人を虜にする不思議さがあり、様々なジャンルSFファンタジーリアリズムハードボイルド)と様々な文化日本アメリカ)をつなぐ位置にある穴を埋めている。

どんな作家にも、少なくともこれほど深くまでは、埋められなかった穴だ。

時とともに村上小説は長くシリアスになる傾向が強くなった。

シットコム引用もその傾向に調和している。

そして今、とりわげ激しく長い湯沸かしの結実として、もっとも長く、奇妙で、シリアスな本が上梓された。



低く深い声で村上たくみ英語を操る。

彼は翻訳者を通して会話するのが嫌いだという。

なまりは強く、落ち着くべき箇所で動詞の活用が劇的に現れたり消えたりする。

はいえ相互の理解に支障を来たすことはまずない。

特定の熟語("I guess" 「ではないか」、 "like that"「というような」)が、ときたまおかしな位置で使われることがある。

安全言葉いから逸脱するのを楽しんでいる節が彼にはあった。

英語即興の遊びをしているように感じられたのである

私たちは東京にある彼の事務所で席を持った。

その事務所は半ば冗談ながら村上製作所と名付けられている。

数人のスタッフが靴を履かず他の部屋で作業をしている。

村上は青いハーフパンツと半袖のボタン付きシャツで現れた。

彼のキャラクターと同じように、アイロン掛けしたばかりのように見えるシャツだった(彼はアイロンけが好きだという)。

靴は履いていない。

彼はペンギンのある本の表紙を模したマグカップブラックコーヒーを飲んだ。

その本とはレイモンド・チャンドラーの『ビッグスリープ』、彼の昔からお気に入り小説であり、今日本語訳をしている小説でもある。



話を始めながら、私はあらかじめ用意していた『1Q84』をテーブルの上に置いた。

村上純粋にびくっとしたようだった。

その本は932ページあり、ほぼ30センチのその厚みは本格的な法律書を思わせるほどだ。



「大きいな」と村上は言った。

電話帳みたいだ」

1 - 2 - 3

2012-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20120111182224

建物写真もそうだけどさ、大分に誇張や美化が為されてる。

逆に、本当にリアルに描いたとしたら、きっとリアルだとは言われない。

注目の物件丸紅グランスイートシリーズ

丸紅マンショングランスイートシリーズって知ってますか?

周辺物件に比べて、割安で、中古での値上がり率が一番いいらしいです。

丸紅は大手商社だし、それは素晴らしい。いいんじゃない」って安易に考えてませんか??

そうなんです。そこには裏があるのです。

よくよく、建設予定地、近隣の状況を見て下さい!

六義園周辺の予定地(不忍通り日本医師会前)なんて、とてもひどい状況です。

不忍通り道路拡幅事業を逆手に、将来、既存不適格になるような計画を

近隣の反対を押し切り、無理矢理に進めています

既存不適格になるような物件であれば、将来どうなるか分からない。

もし何かトラブル(例えば直下型地震があり建物が損壊した場合など)が

あれば、既存不適格のために修復もできない状況になるかもしれません。

特に悪質なのは、拡幅事業で用地が収用されても、

駐車場設置義務や緑地条例などの法律にかからないように

のべ床面積をぎりぎりのところに設定されている。

から廊下にさえできない設計になっているようです。

悪巧みの想像力は素晴らしいのに、協調的、未来志向的な想像力にはとても欠けている。

総合商社ってこの程度の交渉力で、身勝手に計画を進めるのですね。

近隣の住民は、既存不適格にならないような計画に変更してくれれば、

このような反対をすることはしないと言っているそうですが、

丸紅は少しも譲歩する気配はなく、利益のために設計変更はできないとの一点張りだそうです。

ここはどこなんだろう?土地の強制収用しているどこかの外国なのか?と思ってしまます

あーそうか、丸紅商社で、どこか外国で商売をやっているのと同じ感覚なのか?

それとも、マンション開発は本業ではないので、窓際の人達に好き勝手やらせているだけなのか?

最近の大手(三井三菱、東建、野村東急)は、既存不適格などには敏感で、

ブランドイメージが落ちるようなことは決して手を出さないという話を良く聞くのですが、

丸紅マンション事業は本業ではないので、

グランスイートシリーズブランドに育て上げようという考えはなく、

逆説的にいうと

そのようなブランドイメージとか本筋で勝負しても勝てないから、

グレーな仕事利益を上げるしかないというところでしょうか。

まさしく、グレーゾーン金利で儲けていたヤミ金融に近いです。

それにしてもたちが悪い。

売ってしまえば将来どのようになっても関係ない。

現在、合法であれば上質な住まいなんだという、売り手感覚が許せない。

消費者庁消費者行政はどうなっているだろうか?

例えば、電化製品や車の不具合があれば、すぐにリコールになるのに、

マンションに関しては、あまりにも甘い。

意図的な将来既存不適格物件には厳として対応して欲しい!!

さて、どのような方向に進むのか・・・

グランスイート六義園、まさに注目の物件です。

2012-01-06

http://anond.hatelabo.jp/20120106170952

何が絶望の国なんだ?

なんだかんだいってこの子たちは消費してるじゃないか

これがもし「自給自足サイコー」とか「この社会は駄目だ。新しい社会に移動しよう」とか税収の余地がまったく見られないことばかりしていたら恐ろしいが...

の子達はお金がないから消費しないだけで、あれば必ず消費をする素質が十分にある。

むしろ、あなたのいう「文化的な下地」とは何?

何を基準にしているかからないけど、大戦後に急造、量産された日本建物に「文化」はあるの?

街の景色だけをいうなら、少なくともヨーロッパの一部の町並みのように何百年も保存されてきた町並みこそ文化はあるかもしれないけど、6、70年間の間にできたコンクリートの塊にはさほど違いはないと思うけど。

2011-12-10

暖房

2Dゲーム宿屋なんかでよく見るんだけど、二階に暖炉がある部屋ってどんな構造してるんだろう。

煙突とかさ、どうなってんの。そもそも、暖炉一つでその建物全体の暖ってとれるものなの。とれるとして、どうやったら可能なの。建物構造はどうなってんの。

中世ヨーロッパの城とかさ、どうしてたの。石炭とか薪とかとにかく燃やせばよかったからなんとかなってたって書き込みを見つけたけれど、その石炭とか薪を一体どこでどのような形で燃やしていたの。床か。石造りの城だから、そのまま床に燃料広げて燃やしてたのか。キャンプ気分か。お城の中でピクニックでもするのか。んなわけないだろうが。

それに加えてさ、一酸化炭素中毒とかどう気をつけていたのよ。窓ないべ、城にはさ。あっても冬は開けらんねえべ。寒いじゃんかよ。凍りついてて開けらんねえよ。まあそれでもどうにかして換気はしてたんだろうけどさ。

昔の人達がどうやって暖をとっていたんだかわからん。宿舎とかあったんだろうけど、例えば個室だった場合ひとつひとつの部屋は糞寒いじゃんか。どうやって寒さを紛らわしていたんだろう。ストーブって、十九世紀の発明らしいじゃん。それ以前はどうしてたの。寝るまで部屋にはいなかったのかな。宿泊客みんなで集まるような大部屋があって、そこには暖炉も取り付けてあって、そこで眠たくなるまで時間を潰したのかな。酒飲みながら。カードゲームなんてしながら。あるいは町に繰り出して遊んでいたのかな。と言うか第一に旅なんてできたのかしらん。

とにかく、二階に暖炉が設置できるのかどうかが気になってしょうがない。もっと言うなら、一階と二階とに分けて暖炉を設置するなんて行為が可能なのか知りたい。

ストーブの普及と家族内でのコミュニケーションの変遷って関係しているような気がしてならない。

2011-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20111209000307

渋谷に住んでて、勤務先も渋谷で、当日は夕方から仕事だったか地震直前まで寝てたなー。

 

どっかの津波映像で「サワケン」っていう建物があって、

それがどんどん津波に沈んでく映像を見てヤベーじゃんこれ、と。絶対数百人は死ぬだろうなと。

 

んで地震から2時間くらいして、予定通り自転車で勤務先に向かおうとしたが、マンションエレベータが止まってて大変だった。階段を下りきったら今度はとんでもない人ゴミビビる。246を歩いて帰る人の群れがすごい。

数回「自転車貸してください」って言われながらも勤務先へ。勤務先に着いたら「とにかく数日分の食料でも買って家へ帰れ」と。あとはずっとテレビ2ch見てた…

http://anond.hatelabo.jp/20111209000307

ソープにいたw

ソープって建物が古いしつくりもそんなにしっかりしてないから怖かった

とりあえず揺れがおさまって、ここで死んだらかっこ悪いなあと思ったよ、と言うと

嬢が、あたしもだよー、と言った

嬢が窓を開けたので外を見たら、

たくさんの嬢が店の衣装?の上にコート羽織って店から道へ飛び出していた

泣いてる嬢もいたしとにかく異様な光景だった

店がタクシー呼んでくれた

タクシーに乗ったら運転手が、あんなに揺れたのに津波は40CMらしいですよ~と気楽に言うから

いやいやこれからだよ、絶対すごいの来るよ!と言ったんだ

しかしその後、まさかあそこまでのことになろうとは・・・

2011-12-06

http://house.goo.ne.jp/buy/la/detail/0/16201/5592940401/40401444/5592940401.html

富山県 土地 143.47m2 300万 

土地が広いから 平屋で建てられるから建物も安い。 1000万もあればいい家ができるんだろう。きっと。

 

日本土地って 安いよなー Amazonさんとか楽天さんのお陰で、大抵のものは手に入るし、喰い物も安い。

あとは仕事

 

相当なにもないんだろうけど・・・

http://house.goo.ne.jp/buy/la/detail/0/16201/3253819701/50004311/3253819701.html

410.18m2 400万ぐらい。

 

富山いいなー

2011-11-23

けいおんチャー研の類似性

チャー研の尺余りと時間稼ぎは知る人ぞ知る伝統芸能です

(実質5分しかないアニメなのに40秒近く尺稼ぎをやらかした回もある)

けいおんを見ると時々そんな感じの尺稼ぎっぽいシーンが

ちょくちょく散見される。気がする。

特にHTT演奏をしているとき、たいてい映像

何かの建物風景うつしていることが多い。

そういうときはたいてい新曲なので、

誰も気にしていなかったかもしれないが、

僕はあの映像の描写はすごくチャー研に似ているなと思った。

ただ新曲か使い回しかの違いだけで、無音で映像だけ見たら「これチャー研じゃね?」

って思ってしまうこともしばしばです

まあ正直に言うとけいおんって内容そのものが9割がた尺余りの時間稼ぎで

内容ゼロなのが殆どなのだけれど。

ただ、弁明させて貰うと、ライブとき京アニの本気度は、

本当に尊敬に値すると思います。口の動きがすばらしいですね。

古い建物が使われないまま残っている理由

土地への課税額に差があり、建物を残したままのほうが更地よりも税額が約1/4で済むためだそうだ。

なので、更地にならずに使われないまま古い建物が残り、次の持ち主が有効にその土地を使う方法を考えて、それを壊すまでは残ってしまう。

2011-11-21

今日の17:30頃、多摩地方で地鳴りがしませんでした?

2分ぐらい、激しい重低音の音で建物が揺れたんですけど、何かの前兆でしょうか?

2011-11-19

鬱かな

今年に入ってから心の調子がよくないことが増えた。

ありていにいえば仕事ができない。

俺の仕事はただやるだけなら単純な仕事だ。オーダーが来るそれに対応する工事を行う。

技術的に大したことじゃない。

しかし、それだけやってりゃこの上なく楽だが所長の仕事の亜補佐などしないといけないんだが


それが何をやっていいのか分からなくなってきた。

目的はわかる、やるべきこともわかる

しかしどうまとめていいのかわからない、自分が何をすべきかわからない

相談しても答えが得られらない

具体的なものがわからない。


動けない、やる気が出ない。







この仕事を初めて3年たつ。

最初は頑張ってやろうと思っていた。

しかし、どうにも仕事がたのしい、やりがいがあると思ったことが無い。

そして田舎に転勤した。

同僚はみな60を超えた人ばかり

くだけてしゃべる相手、仕事の悩みをする相手

精神的に頼れる相手なにもいない。

友達と言えるものもいない。



趣味で繋がった人たちはいる。自転車だ。

しか最近それもできなくなってきた。ジムにも通っていたがダメ


体が動きたいと思わないんだ。



ごまかしごまかししてきたがもう限界かもしれない。














今の仕事が終わったら精神病院に行くつもりだ。









脅迫神経症が酷くなっている。


これとは15、6からの付き合い。

もう人生の半分はこれだ。

24くらいからどんどんひどくなってきて今が一番かも知れない。


仕事で一日にいろんな建物を廻らないといけないんだが

火事を起こすかもしれないという恐怖心で

その場を離れるのに10分はかかるのはざら。


引いどいときには30分近くかかる。




難度も難度もふつうあり得ないのはわかっていてても火の元が気になる。





さすがに限界だ。








書き散らし、自分でも浮かんだまま書いた


全部じゃない



最後まで読んでくれた人、レスをくれる人


もしいたらありがとう

2011-11-18

別れ 井上靖

河北省の京漢線・元氏駅の土間で、私はアンペラの上に仰向けに倒れていた。銃一挺を抱くように持ち、外套を頭から被って、眼を瞑っていた。

この何日か、衝心性の脚気の発作が烈しくなったため、今朝、雪の中を南下、行軍して行く部隊と別れて、この元氏駅で北上して行く列車を待っている。列車に石家庄駅まで運んで貰い、そこで下車、最近設けられたと聞く石家庄野病院入院する。

──これが自分が選んだ自分を生かす、ただ一つの道であった。これ以外、生き得る方法はなさそうであった。部隊の軍医も、看護兵も、また同じ意見であった。

私が仰向けに倒れている元氏駅には、中年歩兵上等兵駅長として、これまた一人、アンペラの上に胡坐をかいたり、そこらを歩き廻ったりしている。駅長と言っても、他に駅員が居るわけではなく、ただ一人、駅に配されている。

一日に三、四本入って来る軍用列車を迎え、送り、それをどこかに、電話で連絡するだけの仕事を受持っているようであった。

夕方、彼は病兵の私のために夕食の支度をして、飯盒と罐詰を持って来てくれた。その時、二人は初めて、壊れかかった石炭ストーブに手をかざしながら、言葉らしい言葉を交した。

──夜、七時過ぎには、一応列車は来ないことになっているので、七時になると、俺は俺で、そこらの壕に入る。壕の方が、幾らか寒さは防げる。お前さんも、好きなようにしてくれ。このまま、ここに居たければ、ここに居ればいい。

──ただ、どこへ行ってもいいが、臨時の列車が来ないものでもない。臨時であろうと、なかろうと、上りが来たら、お前さんは、それに乗ることだ。おとなしくしていたら乗れない。しがみついてでも、乗っちまうことだ。

──そうしないで、こんな所でうろうろして居てみろ。お前さんの場合は、いいところ三日で、まあ、お陀仏だな。

そんなことを喋っている時、遠くに銃声が聞えた。

──ああいうのは、大丈夫毎日、今頃になると、撃ってくる!撃たしておけばいい。近寄っては来ない。だが、すっかり昏れてしまうまでは、線路の向うには行かない方がいい!

駅長は言った。

いつも、お前さんはここに一人か、と私が説くと、

──ここに来て、まだ五日ほどだ。咋日までは、自分の隊から離れちまったのが、四、五人、ごろごろしていたが、それぞれ、みんな、昨日のうちに、列車で、前線の己が部隊へと向った。すると、替って、今日はお前さんがやって来た。病人でも、まあ、居ないよりはましだ。

実際に、病人であろうと、なかろうと、居ないよりはましであるに違いない。こんな大平原のただ中の、ちっぽけな駅に、一人で置かれたら、気でも狂う以外、どう仕様もないだろうと思う。

結局、夕近くなると、二人は駅の小さい建物から出て、その横手に掘られてある帯状の、細長い塚の中に入った。かなり深く掘られであるので、待合室に居るより、寒さは多少ましだった。

それに、列車が来れば、すぐその音が響いてくるので、そこから直かに、ホームに上って行けばよかった。

二人は、それぞれ、壕の中に己が寝所を造り、身を横たえて、外套をかぶった。いつか、雪はやんでいる。どれだけの時間が経ったか、知らない。

──おい、起きろ。

その声で眼を覚した。

──夕焼がきれいだ!こんな夕焼は、めったに見られるものではない。こんな所に、ばら撒かれていればこそ、こうしたものにも、お目にかかれるというものだ。まるで、天の火事だ!

私は黙って、夕焼を見ていた。駅長が騒ぐだけあって、西の空は真赤に焼けただれ、それが大きく拡がっていた。確かに、今までに見たことのない、壮大な天の火災であった。今朝、別れた部隊は、どこで、この天空大火災を見ているのであろうか、と思った。

それから、また眠った。

その夜、十一時、北上する臨時の貨物列車が入って来たので、壕を飛び出した。いつからか、また雪が降っている。待ちに待った列車に乗り込もうとしたが、容易なことでは乗り込めなかった。雪をかぶった無蓋貨車で、どの車輌にも、やたらに梱包が積み上げられてあり、何人かの応援でもない限り、そこに身を移すことはできなかった。

駅長はホームを駈け廻り、私を乗り込ませる車輌を物色し、自分も半ば、それに乗り込むようにして、私を引き上げたり、押し上げたりして、どうにか私を、車輌の一つに乗り込ませてくれた。

列車が動き出してから、私は世話になった駅長名前も、所属している部隊名も聞いていないことに気付いた。気付いた時は、もう遅かった。駅長は、長い、これほど長いとは思わなかった、長いホームに一人だけ立って、手を振っていた。“孤影”とは、この時の、彼のために造られた詞であった。私もホームに向って、手を振ったが、私が手を振るのが、駅長の眼に入ったか、どうか。

私は、私の八十年の生涯で、“別れ”なるものを一つ選ぶとすると、昭和十二年十一月の、この元氏駅に於ける、深夜の駅長との別れということになる。私はある時、ある所で、ある人と別れたのである。本当に別れと言える別れを、異国の小さい雪の駅で経験したのである

2011-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20111108222510

ネオサイタマもしくは日本では、コーポレーションだったり建物だったり企業だったりに敬称をつけて呼ぶのは一般的だ。

お前も、毎日得意先のことを「ドーモ、ニンテンドー=サン」とか呼んでたりするだろ?

2011-11-07

電源ボタン

人生をやり直したいの?

時間を戻したいの?

でもね、それは無理なの。

人生にはリセットボタンはないの。

から、いくらやり直したくてもそれはできないの。

でもね、人生には電源ボタンはあるの。

ほら、あなたも覚えているでしょう?

人生の電源ボタンが、入れられたとき感覚


人生にはね、電源ボタンはあるの。

電源はね、切ることも出来るの。

入れるときとは違って、自分で。

まず、外に出てごらん。

そして、見える範囲で一番高い建物を探すの。

あなたはその建物の一番高い場所を目指して階段を上るの。

さあ、一番高いところから下を覗いてごらん?

ほら、電源ボタンが見えるよ。

2011-11-04

守る価値のない小金井市

渦中の小金井ゴミ問題から市民の発言について





建物だけを買ったわけではなく、環境を買っているわけである

から近いというのもあるし。ここは一等地であり、こういったものはできない

だろうという常識に基づいて、1,500 万円か2,000 万円かわからないが、

高いものを買っているわけである。”(引用





よく他人に対して献身的な活動をして「感謝を期待してはいけない」

とか聞くけどここまで言われるともはや返す言葉がない。

地価が上がるとか下がることが最重要で「あんたのことは知ったことではないと」

つの間にか「やって当たり前」みたいに捉えられている。


ここのエアーズシティ住民にとっては

警察が命を懸けて治安を維持してくれるのも

道路や駅が気持ちよく使えるのも

安心してゴミを出せるのも

”1500万円か2000万円”の”住環境”を維持するための

踏み台にしかなってないのだろうか。











http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/kankyoubu/gomitaisakuka/siryou/setumeikaikaigiroku.files/12.pdf

小金井市新焼却施設建設候補地市民説明会(第12 回)(pdf)より引用




男性:事態の深刻さと関係者の苦悩は理解するが、私の個人的な意見を言わせてもらう。

エアーズシティに住んでいるが、購入した時は自分でいうのもなんだが、非常に高か

った。かなり高い値段を出して買った。なんで買ったかというと、建物だけを買った

わけではなく、環境を買っているわけである。駅から近いというのもあるし。ここは

一等地であり、こういったものはできないだろうという常識に基づいて、1,500 万円

か2,000 万円かわからないが、高いものを買っているわけである今日テレビを見

ていたが、やはりここに作るのは無理であると、登場した人みんなの意見である、テ

レビの。やはりそういう常識に基づいて我々は判断した。それで高いお金を出して、

ギリギリのローンと、それは色々あるだろうが、そういうものを買った。その常識

基づいて色々なことをやったことに対して、常識に反したことを決定されて、我々に

経済的に精神的に損害を与えたことに対してどう補償するつもりなのか、というのを

聞きたい。

2011-11-01

[]  それにしても、とことん相手の人間性を疎外し、人格を否定する関わり方がよくできるもんだなあ

あなたの事を精神障害または統合失調症だと思っています、だから書いている事は、何一つ信じません。立ち退き命令が出てるところに住んでいると思ってます、業者にアパート半壊させられたのも妄想でしょう。あなたおかしいと思っている事は、認識の歪みから来る錯誤で、おかしいと思う方がおかしいというような事です

精神病院へ行きましょう♪




と言いたいわけだよね

言ってる内容はそういう意味だよね




行政アパート半壊させられると考える方がよっぽど妄想だと思う。

私は何回も貼ってるFAXページの下にも、このような形で建物が残る事はありません。と書いてる。


http://sky.geocities.jp/oooquree/fax.html

通常、こんな形で建物存在する事は、まずありません。住んでる権利がないのであれば、裁判所強制執行を申し立て、執行官が来て住んでる人を立ち退かせる事もできて、半壊ではなく全壊にできますから

こういう形にしているという事は、壊せない=住む権利がある、という事を認めている事になります

人を住まわせるにあたっては、安全基準に配慮した形でなければいけないので、こういう形は違法性が高いと思います

建築基準法は改築にも適用されます



立ち退きで借家を壁際まで壊した事で損害賠償請求が通った判例

http://kanz.jp/hanrei/detail/35350/ 事件番号 平成18(ワ)2455 京都地方裁判所 第2民事部 裁判年月日 平成19年10月18日

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=35350&hanreiKbn=04 最高裁判例サイトは重い事がある



http://anond.hatelabo.jp/20111101131704

わからんわからんとか、最後にも私の”話を把握する努力”はやめるとか、”oooqureeさんの話は最後までよく分からなかったので” とか   失礼極まりない事を平気で書いて、好意的に解釈しても理解力や洞察力に問題あるし、 なぜ精神病でわけのわからない人に、わざわざ関わろうとするのか、その方がよっぽどわからない思わないのは、ギークハウス関係者以外ごく僅かだと思うYO

http://backupurl.com/khqubu


>まとめ記事を作って欲しくないということですか。解りました。お願いしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?わたしは、話を把握する努力はやめるので、oooqureeさんのULOGとはてなのわたし宛の返信を削除願えますか?それで終わりにしたいです

posted at 06:48:37




>わたしもoooqureeさんの話は最後までよく分からなかったので、




http://backupurl.com/gtdnp1

http://twilog.org/AtoMa/friends-Tasmanian_good





http://twilog.org/Tasmanian_good

http://backupurl.com/3zldhz

これは自分のだから消されないけど、時間とともに表示されるものがこれではなくなるからバックアップも載せた




@AtoMa @OTZ_ 一人ごと用赤のようですが、https://twitter.com/AtoMa/status/130975030271156224 これも、迷惑だとは思いませんか? 迷惑だという意思はお伝えしておきましたので、これ以降それをなさるという事は、相手の意思に反した事をしている事になります

posted at 06:41:39  




@AtoMa @OTZ_  あなたは、勝手に失礼な事に医師でも無いのに、精神障害精神病と判断され自分しか書き込みがない掲示板に書かれてます。本当の医師ならネットで診断はラベリングになるからしないし暗示になるので良くないとされている行為です。だから私はあなたについて診断はしませ続

posted at 06:46:36




@AtoMa @OTZ_ 続き 診断はしませんが、あなたコミュニケーションが取れない方だと思いました。もう一つのアカウントブクマに載せてましたが、あれも本当にあなたなんですか?このアカウントはずっと一人で他の人からのが全くありません。珍しいアカウントですね。

posted at 06:48:59



一人で呟いてる変な人かと思ったら、twittでも、ギークハウスや私のブログURLを載せていたので、これは一人言用というのは、本当らしかった。

http://twilog.org/twitt

http://backupurl.com/rnufqn





調停 申立書の文章 これはナルホディウスが、何度も嫌がらせのような頭がおかしい人を連想する文言または、精神障害 や 統合失調症 などの言葉とともにリンクしていたURLの中のリンクにあるものです。何度も紹介しつつ読まなかったのでしょうか?不思議です。 調停の文書は日本語として成り立っていなければ、受け付けてはもらえません。  この文章もわからないというのは、読む側の問題では

( この調停中にアパート破壊された )





相手方は申立外○○○○(前大家)から○○○市○○区○○町x-xx○○荘x号の建物(本件建物という。)を取得した賃貸人で、申立ては賃借人である

相手方は申立人に対し取り壊し等で退去が必要になる場合借地借家法では六ヶ月前に通告する義務があるのに、x月x日にtelで取り壊しの話と

本件建物隣「△△」への水道工事に伴う移転の話と混ぜて話などしたため、不信感を抱き、借地借家法に基づいた解決に向けての話し合いがしたい。

相手方はx月xx日本建物敷地隣接で今まで家賃の振り込み先だった○○不動産店内での話し合いの際、水道工事後の水道の復旧について明言を避け

「何かはする」「タンクを置く」など公共サービス水道が使えなくなるかのような事を匂わせ、はっきり確認しようとすると「○○荘にはお金をかけたくない

」「契約書には水道は無い」など発言したので、申立人は水道が止められてしまうかもしれない不安を感じ、止めないように第三者の前で確認したい。

相手方は口頭で精神的に圧迫をするような退去の求め方でなく申立人に、正式に文書で借地借家法に則った退去を求めて欲しい。

から申立人は、相手方との間で申立ての趣旨記載の調停を求める。

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事件番号 ユ第111号

申立人 〒xxx-xxxx ○○○市○○区○○町x-xx ○○荘x号 ○○○○  tel 0xxxxxxxxxx

相手方 〒xxx-xxxx  ○○○市○区○ x丁目xx番xx号 ○○不動産有限会社 代表取締役 ○○○○  0xx-xxx-xxxx

申立ての趣旨 申立人と相手方間の建物賃貸借契約に関し協議をしたい

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この後状況が変わり事情説明書でそれを書きました。

事情説明書の内容です。↓

申立書に書いた水道工事について補足説明致します。

この工事は、本件建物隣の「△△」の3階の部屋に水道の水を送るためのポンプのある小屋が、売却された○○荘の敷地内にあったので、撤去する必要があり行われた工事です

最初に伝えられた時は、x月末かxx月初めと言われましたが、工事業者にはxx月xx日と言われ、実際にはxx月xx日から数日に渡り行われていました。

水道の配管を変える工事はごく最近まで行われていたようです。xx月末xx日頃来ていた業者(最初来ていた業者とは別)に、口頭で工事をする事を伝えられただけでした。

水道が○○荘の水も出なくなると○○不動産に言われていましたが 実際には○○荘の水道には関係ない工事だったので 水は止まりませんでした。

○○不動産は、その前に防犯上の問題などを電話で問い合わせしていただいた○警察署市民相談には、水道は止まらいかもしれないと答えていたそうです

防犯上の問題とは下の階のドアが壊れたままになっていて誰でも入れる状態になっている事です

最初に止まると説明していたのに、なぜ止めなくてよくなったかの説明もありませんでした。

その後知人が電話で問い合わせた時には、水道は止まらないと言っていたそうです

他に状況が変わったのは、○○不動産店内でx月末に話し合った時に「契約解除通知は出さない」「文書で何も出してないので、退去の要求をした事にはならない」

「もうあなたには何も要求しない。住んどって下さい」など言われた事です

この時他にも「住んでいる所以外を壊せる」とも言われています。同じ日に最初電話で提案された△△への転居について、移る気はないが家賃の差額について出すと言いつつ、

期間の具体的な提示がないのを怪しみ、「例えば△△の差額はどれくらいの期間持つつもりだったのか」と問うと「そこまで面倒見切れん」「この話はなかった事で」

あなたがどういう人かわかったから、何も要求しない」と言われました。電話で問い合わせした知人には、私が逆上して話し合いにならないので

調停で言いたい事を言うと○○不動産は言っていたそうです

今のところ調停には出ると○○不動産は言っていますが、退去を要求しないということは、調停で話し合うはずの問題が無くなってしまうので、出てくるかどうかわかりません。

契約解除通知も出ていなくて、今のところはインフラも止まっていないので、住み続けるしかないと思います

もし嫌がらせがあった場合は個々に対応して必要があれば、訴訟を起こしたりするしかないと思います

調停の申し立てをせっかく受けて下さったのに、話し合いにならなかったらすみません

話し合うとしたら、○○不動産店内で、相手方が言っていた「大家として言う事は言う」に代表される勘違いを改めてもらい、大家としての権利家賃を受け取る事で

義務はインフラの整備や住居建物メンテナンスだと、理解してもらう事くらいしか無いと思います

提出した○○不動産家賃振り込み用の口座が書かれた文書の口座番号が間違っていました。電話で事務所に問い合わせ事務員の人に正確な口座番号を聞き振り込みしました。

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事情説明書終わりです




http://anond.hatelabo.jp/20111101124506

2011-10-31

http://anond.hatelabo.jp/20111031175454

小田和正の「あんなたあぁああにぃい…あぁえぇえええてぇ…ほんんとぅおおおお!にいぃ…ぉよかああぁっったっ!…らああああらああああらあああああ!ら!らああああああ!らああああああ!…ことぉおおばあにぃいいいいい!…んできぃなああいいいぃ!(ドヤ顔)」という歌を家族写真と思わしきものの上にぬらぬらと重ねた生命保険CMがあったけれど、アニメについて想ったら、そのCMが浮かんだ。あとニュースでよく見る、建物をなめていくその白々しく張り付いた映像ナレーションの組み合わせ、が、浮かんだ。静止したようにもおもわれる色と線の上できた画面の中へどろどろと声を流し込んでいくその様を見ることが抑圧なのかもしれないし……知るかボケ

2011-10-26

ギークハウスが、なぜまずいか

反社会的な人たちが、反社会的なままで集まってしまってるから




前のいたずらで地震の時に、建物が倒壊してるとか、デマ流した後も、開き直ってる。

不謹慎なんとかとか作ってるのが、トゥギャザられてる。

2011-10-16

世界が第二の焚書時代を迎えた6つの理由

6 Reasons We're In Another 'Book-Burning' Period in History | Cracked.com

By: S Peter Davis

October 11, 2011



これを聞いた人の8割は私の顔を殴りたくなるだろうが、端的に言おう。

私はこの数年、仕事の一部として図書館書庫をめぐり歩いて、

稀覯本を含む本を数万冊以上捨ててきた。



焚書と聞いて、一般にはおそらくナチスドイツを連想する人が多いんじゃないだろうか。

それは不寛容と反知性の象徴だ。

だが今回の焚書は違う理由で起こっている。



#6. あなたの街の図書館でいままさにやられている

本を捨てているのは、利用者が誰もいないような辺鄙田舎図書館だけじゃない。



おそらく世界最高の権威がある図書館大英図書館でも、本の廃棄が産業的な規模で行われている。

オーストラリアニュー・サウス・ウェールズ大学そのほかいくつかの大学では最近、本の処分に関するスキャンダルが起きた。

今年ボーダーズという書店がつぶれたときには、在庫は寄付されるのではなく廃棄された



捨てられているのは、『TVガイド』とか重複所蔵の本だけじゃない。

17世紀に美麗に印刷されたシェイクスピアの作品集を想像してみてほしい。

奥付のページには、遠い昔に亡くなった所有者からの達筆なメッセージが付いている。

それをゴミ箱に捨てるのだ。

私は何度もその場にいた。

しつこく横取りを禁じた上司が見ていなければ、

持ち帰ってeBayに出して売って、何百ドルかにはなったんじゃないだろうか。



これはオバマ共産ナチ新世界秩序に操られたソビエト秘密作戦か何かではない。

血も涙もない官僚主義によって起こっているのだ。

というのも……



#5. 寄付するより安くつく

誰しも思うのは、恵まれない人たちに寄付すればいいんじゃないの、ということだ。

囚人でも、病気の子供でも、独立系の新興書店でもいい。寄付すればタダじゃないの、と。



図書館の状況は実のところ想像以上に複雑だ。

図書館の本には印が押され、目録に記録され、

蔵書であることが分かるようになっている。

その本を寄付したり売ったりするときには、印を消さなければならない。

盗品でないと分かるようにするためだ。

そればかりか、所蔵印が残っている本は、親切な人が見つけて図書館に返しに来てくれちゃったりもする



そして、処理すべき本はとても多い。

図書館はやっきになって蔵書を減らそうとしている。

図書館館長になったつもりで、10万冊を処分しなればならないという報告を受けたと考えてみてほしい。

選択肢は二つ。

学者を何十人か雇って蔵書目録をもとに重要度や価値を評価させて、

また何十人かを雇って重要度の低い10万冊に一冊一冊処分の印を押させる、

というのがひとつ

第二の選択肢は、コンピュータで貸出回数の少ない10万冊を列挙して、

数人に館内を回って集めさせて、シュレッダーにかけさせること。



第二の選択肢のほうがずっと速くて安いことはお分かりだろう。

リサイクルセンター紙を買い取ってくれることもあり

そうなれば儲けがでることもある。

もちろんこんなのはみんなが嫌がる仕事だ。

ことに司書にとっては、それはまるで、

ゾンビに噛まれた親友を前にして、自分けが銃を持っているようなものだ。



それに、捨てられた本のなかに救われるべき本が埋もれてしまうことも忘れてはならない。

このやり方では明らかに、ものすごく貴重な本引っかかってしまうことがある

2011年版が書架にあるのに、『白鯨』の初版本を書庫から借りようとする人がいるだろうか。

コンピュータで出した貸出数ランキングではそうした区別ができない。



また、このやり方をする場合は、本は完全に破壊しなければならない。

ただゴミ箱に放り込むだけでは不十分だ。

盗られるかもしれないからだ。

誰も読もうとしないように本を引き裂くか、ゴミ箱に漂白剤を入れておく必要がある。

とにかく、ゴミ箱が「ご自由にお取りください」状態になってはまずい。



そして作業をする図書館員が16世紀の貴重書を見つけたとしても、

館長はそれを救えとは言えない。

捨てる代わりに調べるように命じていることになりかねないからだ。

からの命令は「慈悲は無用」。

どんな本か分からなければ捨てるのも楽になる。

名前を知らない人を撃つのがたやすいのと同じように。



#4. こっそりやらなければならない

みなさんがこの事実をご存じなかったとすれば、

それは本の廃棄が秘密裏になされているからだ。

ほとんどの場合一般人が気づくのはゴミ箱に大量の本が入っているのを誰かが目撃してからのことだ。

図書館は廃棄について広報しない。

はい司書こっそり話し合っている掲示板はいくらか見受けられるが。



2004年ごろ、ニュージーランドビクトリア大学は13万冊の本を廃棄することを決めた。

しか内部告発によって学者学生にその計画が漏れた。

計画では、廃棄対象の本に赤いテープを貼り

それを救いたい人がペンでチェックマークを付けることになっていた。



想像のとおり、誰もが怒りをあらわにした。

ある教授図書館を「野蛮人」と呼んで学内電子メールを回し、

図書館をめぐりすべてのテープ付きの本にチェックを入れるよう、

職員と学生に呼びかけた。



私の場合は、本の廃棄に気づいたのはそれを盗んで逮捕された人だけだ。

一般人が気づくころには、すべて終わっていて、反乱の機会はなかった。

それに図書館は気づかせることのないよう巧妙な言い回しを使う。

たくさんの書架を空にして、本を書庫に送ったというとき、彼らは嘘をついているわけではない。

ただ、書庫はすでにいっぱいで、新しい書庫行きの本の分だけ廃棄をしているということを言わないだけだ。



#3. 経済的に苦しい図書館

本の廃棄を推進する人たちは、図書館機能を「本の博物館」だとする見方に反対する。

みなさんは愛すべき古典文学の書架に代表されるたくさんの書架の集合こそが図書館だとお思いかもしれない。

しかし、図書館の主要な(そして一番費用のかかる)機能は、

学生学者研究に使う学術雑誌の購読を保つことだ。



ご愛読のポルノ雑誌のことを思い出してみてほしい。

コアなものヨーロッパしかない。

から価格為替市場の変動から大きな影響を受ける。

通貨が少し下がったり上がったりすれば、外国雑誌価格も少し変わるだろう。

さてここで、購読するのは数冊ではなく10万冊だと考えてみてほしい。

そして、いま降りかかっているのは小さな変動ではなく、大恐慌時代以来の最悪の不況だ、と。



図書館雑誌購読費の最頻値は、数千万ドルをくだらない。

これは一夜にして旅客機一台分が財布から飛んでいくことを意味する。

その旅客機の代金が払えないと、まずいことになる。

そうなったらとりうる手段は、燃え盛る蜂の巣を手放すように、

購読を打ちきることしかない……とお思いだろうか?

ところがそれは図書館のパワーユーザー学者学生毎日必要とするものなのだ。

必要のないもの、それはたとえば、手書き挿絵の入ったネクロノミコンだ。



そうした古い書物は、他の図書館に譲るわけにもいかない。

他の図書館も同じ問題を抱えているからだ。

どれほどかけがえのない所蔵物であろうと、とにかく場所がないのだ。

というのも……



#2. 図書館はすぐには大きくなれない

図書館が蔵書を引き裂く必要がある理由のひとつは、この不況だ。

悲しいことだが、それはそれで仕方ない。

しかし、前世から引き継がれた幾千の書物や新聞雑誌が、

コーヒーショップと引きかえに土塊にされているとしたらどうだろうか?



オーストラリアのニューサウスウェールズ大学でまさにそれが起こっている。

その図書館では、社交的空間を作るため、1850年からの蔵書と新聞雑誌廃棄された

ピータースレツァク教授はそれを、図書館を「スターバックスのようなもの」に変えるものだと評している。



しかし、図書館立場にたってみれば、それを要求しているのは、

学生をはじめとする図書館の支援者たちだ。

彼らは本を保管することだけではなく、本を使う場所を図書館に求めているのである



そして出版社は無数の本を出してくる。

ということで、図書館は、一方では新刊書を所蔵するために拡張を迫られ、

一方ではカプチーノを飲んで腰を下ろす場所を作れと言われているのだ。



じゃあ増築すればいいんじゃないの、とお思いだろうか。

問題は、その費用を誰も出してくれないということだ。

この報告書でも分かるように図書館お金を出している組織予算増額をものすごくいやがる。

図書館はそもそも利益が出せない。

図書館に行ってお金を払った覚えはあるだろうか?

ときに課される延滞料すら雀の涙にしかならない。

図書館が「拡張の資金が必要」と言えば、大学当局は「他を当たってくれ」と言うだろう。



ほとんどの図書館に他の当てはない(建物放火して保険金をせしめるという手を勘定にいれなければ)。



#1. 本は電子化されていく

本はもはや流行らない。このことは認めざるをえないだろう。

2010年最後の三カ月のAmazonの売上データで、電子書籍は紙の書籍を上回りはじめた

最近ハードディスクであれば、場所をとらずに事実上無限の数の本を入れることができる。

小さめの図書館ならUSBメモリ一つでで置き換えられるとしたら、

巨大な防火設備で本を守り続けさせる原動力は、人々の愛しかない。

現在経済状況下では、その愛はなかなか発揮されることがない。



この動きは三十年前に遡る。

1980年代図書館のスペース問題を解決したのは電子化ではなくマイクロフィルムと呼ばれる新技術だった。

本や新聞雑誌スキャンしてマイクロフィルムとして保存すれば、

図書館ひとつキャビネットひとつに収まるというのが謳い文句だった。



ニコルソン・ベイカーは、マイクロフィルムブームの悲痛な記録を本にした。

それによると、大英図書館アメリカ議会図書館といった世界の名だたる図書館が、

数千冊の古い貴重書を引き裂いてスキャンし廃棄したそうだ。

世界中の本好きたちがこれに抗議したところ、司書マイクロフィルムを掲げて

「捨ててはいません。ここにありますよ」と言い返したとか。



今日では、インターネットの普及によって、本の圧縮はますます推進されるばかりだ。

ある組織では廃棄する本の選定にあたって、グーグルブックスに載っているかどうかというシンプルな基準を用いているそうだ。



もちろん、本好きの心はそれだけでは慰められない。

彼らは本の内容だけではなく、本それ自体に価値があると信じている。

彼らにとっては、同じ版の本がほかの場所にあるからといって、

貴重な書物を捨てることは正当化できない。



世界をまわしている列車お金でできていて、

道は事務書類で敷き詰められていて、

燃料タンク官僚主義でいっぱい。

これが現実だ。

ピラミッドを崩し尽くせたあかつきには、

世界はもっとまともで実用的で効率的ものになるのだろう。

2011-10-05

熊さんはどうするのでしょう?ルポで名を挙げ大学教授に納まった人は、精神病院に苦しめられた人から搾取してるとは言えないのでしょうか?全然変わってないのに

http://okumakazuo.com/info.php

私は精神病院から20年逃げてます

はじめまして。逃げて20年以上です。と書くべきなのでしょうけど、今も入院させられる可能性がない事もないかです。その怖さを言うと、頭がおかしい人や、被害妄想にされてしまう可能性もあり、証明が難しいので、ずっとだまって逃げてきました。

今回は、親の事だけでなく、立ち退きに関して不法な事を強引にやった業者の事もありますツイッターにもアカウントを持ち書いてますが、アパートが半壊の状態になってますhttp://twitter.com/#!/Tasmanian_good 画像FAXがある所http://sky.geocities.jp/oooquree/fax.html アパート半壊はニュースにならないのでしょうか?家賃滞納も無いのに鍵交換施錠もされてるのに、家賃滞納者は弁護士が付いてニュースになってるのに。これだけではウソとも本当とも妄想とも決め付けられないはずなのに。半壊してる建物名古屋市瑞穂区の○○にあるのは事実です避難してるますがこの先どうなるかわかりません。体の調子がずっと悪いのに全く病院20年間治療を受けた事がありません。今も痛みがあります。入れられていた病院毎日怒鳴りまくっている所だったのでそのストレス糖尿病の境界域と言われる血糖値になりそれ以来です。逃げてから病院相談に行っても怖い目にあった事もありいけなくなってました。まだまだ書き足りません。

オーマイニュースからも返事はありませんでした。

http://www.mynewsjapan.com/reports/1502

この記事を書いた人かどうかわかりませんが、林田力と言う記者がフォローしてましたので、「私は追い出し屋被害に遭ったのではなく、追い出し屋対策弁護士の被害に遭ったのですが、なぜかフォローされてます」とツイートしたら「タスマニアグッドさんの幸せをお祈りしています。」と返されました。

公的機関相談しても生活保護を受けても、総務に苦情を出したら民生から医者に行く事を止めるような事を言われ、今はさらに保護費も取りに行かないと支給されない形で、支給されてません。合う事にも恐怖が伴うくらいの状態で信頼関係を壊したのは向こうなのに。親や親戚に働きかけしてもいいと思います。あの建物に住めというのは地震事業者の事親の事不安要素が大きすぎます引越しまたは保護施設入所も望んで伝えてたのにおかしですCWにこちらはお金出すだけですとも言われ総務に言ったら、それは酷い仕事してないと言われたのに改善されるどころか余計酷くなりました。漢方クリニックの漢方薬内科の薬かもしれないから、市大病院に行くなら止めなければいけない、と民生係長に言われました。精神科内科もありCWもいる病院なら総合的に相談できると思ったかです精神病院はこちらが電話しても事務員にCWから話してと言われたりしましたし、こちらの正気を疑うような対応もされました。保健所精神衛生相談医師は、判例最高裁サイトで出る京都訴訟も載っているSPAの記事を捏造かもしれないと言いました。親の事は昔はともかく今はこんな支離滅裂な事を言う人の事は信用されないか大丈夫と言って何もしません。病院紹介もしない案内の冊子を渡すだけ。前にはどこにも断られているし怖い目にもあったのでこれでは怖くて行けませんでした。

spaの記事 http://blog.goo.ne.jp/publicult/m/200809  アパート半壊ではニュースにならないのでしょうか? 市役所前テント張って、半壊アパートに住めと言うのか!!と」やっても良いくらいではないかと思いますが。

みんな利権になる弱者しか助けません。

まだ警察との事もありました。 http://anond.hatelabo.jp/20110919111536   弱者救済のはずの弁護士との事や検察の事など http://anond.hatelabo.jp/20110928025933 

私が今書いた事は、妄想の可能性があるとお考えになるのは、構いません。しかし、あくまで”可能性”です。 きちんと検証するまでは、本当とも妄想とも結論づけられないと思います



http://megalodon.jp/2011-1005-0915-35/www.webpagescreenshot.info/img/704598-105201121315AM

自分仙台に住んでいるんだけどさ、内陸だから3月の震災の被害は家が少し壊れるくらいで済んだ。避難所に行かなかったのだからかなりの幸運だ。

それでも震災直後からの1ヶ月間はだいぶ不便な生活が続いた。

ライフラインは全部止まるし、クルマガソリンだって残り少ない。食べ物が、いつどこで買えるかの情報戦も展開されていた。

ある日、朝7時から郊外にあるスーパーへ出かけて、その当時にしてみればかなり多くの食料が確保できた。

地元の人なら知っているだろう、震災のどさくさに紛れて、ぼったくりなんてしたあの店で。

これが人のやることか。この非常時なのに、考えているのは目先の金のことだけか。そう家族と話し、憤りを隠さずに帰った。

自宅に戻ると、電気が復旧していた。急いで充電器に携帯電話を繋げる。あの日、我が家にたどり着いてから間も無く、電池がなくなっていた。

数日ぶりに電源の入った電話に、次々とメールが舞い込んでくる。友人らが、安否確認のメールを送ってきてくれていた。

それらひとつひとつに目を通していると、一通だけ、毛並みの違う文面のメールが紛れていた。

大丈夫からね、みんな繋がっているから、日本は今、ひとつから

東京に行った友人のひとりからだった。

他の友人は、とにかく大丈夫?とか、あるいは自身は無事である、あの時は怖かった、などという内容のメールを送ってきていた。

文面としてはおかしくない。勇気付けようとしてこういうメールを送ったのだろう。

だけど無性に腹が立った。

ぼったくられたばかりだった。余裕がなかった。偽善言葉のように聞こえた。東京に住んでいて、何でもあるのに、何を抜かす、と本気で思った。

から、「メールをくれたのは嬉しいけれど、そんな綺麗事を抜かすな」と返信した。メールは戻ってこなかった。

 

それから数ヶ月が過ぎ、震災前とほとんど変わらない日常が戻ってきた。ニュースさえなければ、一日くらいは震災のことを全部忘れて過ごせるような気がする。

私の街は少し寂しくなった。空いていない店がまだある。建物がめちゃくちゃに壊れて、閉店した店も少なくない。

私自身も仕事が変わった。いつ切られるか分からないけれど、3月よりも前向きに過ごしている。

ついこの間、ちょっとしたことがきっかけで、例のメールをくれた友人のtwitterアカウントを見つけたので、覗いた。

ぞっとしてしまった。なんか気持ち悪い。

震災のことばかりをつぶやいている。ユニリーバ募金のことは毎日欠かさずツイートしているようだ。

毎日毎日震災のことばかりをつぶやいて、宮城が大変だとか放射能がどうとか、福島はかわいそうだとか、そんなことをつぶやいている。

愛とか平和とか、絆とか、積み重ねれば大きな力になる、差別反対、エトセトラ。半分くらいは誰かの言葉リツイート

こんなことは恐らく、普通のことだ。寒気を感じる自分おかしいとは分かっている。だけど腹が立つ。私は被災者様なのだろう。津波に遭ったわけじゃないから、被災者でもないのだけど。

友人に哀れまれているようで嫌だった。本人はすごく力になりたいのだと思っているのだろうけど、頑張る方向が違うような気がする。綺麗事だけじゃ生きていけない。

たぶん自分おかしいんだろうけど、とりあえず愚痴らせてもらった。少し冷静になりたい。

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