2010-11-21

「いいひと」が「いいひと」でなくなるとき

自分だけが得をしたいという態度をありありと表に出す人たちがいる。

そもそもがっつり付き合う人を選ぶときは、相手がそういうゴネ得な人種かどうかを見極めて、

それなりの距離感で付き合うというのが必要なのだけど。

うっかりそういう人たちと面と向かって意見が対立したときに、

ほんとうに僕たちがしなければならないのは、

ういう人たちがいる世の中に悲観するのでなく、

ういう人たちに泣き寝入りするのではなく、

ういう人たちと感情的に敵対するのではなく、

自分たちにも立場や守るべき利益があることを、

なんらかの方法で伝えて、相手に歩み寄ってもらうことなんだ。

いわゆる「いい人」が、自分資源時間をけずって

ういう人たちの一方的な要望にこたえてしまう前に、

冷静に理性と論理と熱意をもって相手に正当な主張をして、

歩み寄ってもらう努力をしなければならない。

自分の主張をつらぬくことはそれが正当な主張である限りは悪ではない。

だがいわゆる「いい人」は自らの主張を通すことをなにか悪いことと考えてしまう。

「いい人」が安易に横暴な要望を受け入れた場合

間接的に組織や仲間が傷ついている可能性だってあるかもしれないのにも関わらず。

自戒を込めて。

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