なぜ交換するのかというと、社会生活の価値の創造を専業・分業で行ったほうが、
自分一人ですべての価値を創造するよりも無駄が少なく、1人あたりの価値がより創造できるからである
=効率が上がる。
誰と交換するかは、各個人の自由である。
価値交換の1つとして、商品の購入で言うと、
その時、市場で「勝ち」の製品を買っておけば、持っている他の人間の情報が得られ、
今後ともサービスが継続されるだろうと予想できる点で有利である。
いわゆる「勝ち馬に乗る」状態である。
経済合理性で考えて楽で安全であるので、「勝ち」の商品・組織と交換する人間が増え、
その組織は、より多くの人間と、より多くの価値と交換することが可能となる。
人と人との関係においても同じ事が言える。