一昨年の年末のこと、うっかり新聞勧誘に引っかかり、恐怖のあまりつい契約してしまい、やっと帰した後、しばらくして我に返って販売店に電話を入れて断わり、その後さらにクーリングオフの通知を送った。
問題はその後である。以上の作業を終えた後に、元彼にその話をした。
「……というわけで、精神的にもすごい疲れたし、本当に大変だった!」
「しかし、今の時期は契約取るのも大変だろうね。不景気だからな」
「いや、だから、もし、またしつこく訊ねてきて、絡まれたりしたらと思うと心配で……」
「そう言えば、O(彼の同級生)はそのY新聞の社員だったな。あいつが一番上手くやっているよ。同じ会社でも、片やそうして勧誘のノルマに負われて寒空の下を訊ね回って、片や月給50万のデスクワークで、貯金も2千万近くあるんだぜ。まさに世の中の縮図だな。奴はそういう世の中のからくりにいち早く気付いていたんだよ。学生の頃はみんな馬鹿にしていたけどな……俺もなあ、そういうことにもっと早く気付いていれば……俺も、そのうち配達員か勧誘員ぐらいに仕事選べなくなるかも……」
とうとう私は切れた。
「Oさんのことはどうだっていいの! 他に言ってくれることはないの!?」
彼はやっと気付いたというような表情で、「ああ、ごめん! 気付いてなかった! いや、俺、実家帰って長いから、そこまで考えが回らなかった。ごめん、悪気はなかったよ」
以上が、彼との別れを決意するきっかけだったかもしれない。
当然君の方が悪いねってレスになるんだけども、 逆にそれを期待して書いてるのかな?
「怖かったの!わかってほしいの!わたしの気持ちを第一に考えるべきなの!」 みたいな考え方はそれはそれでいいと思うんだけど。 あなたにとってそうじゃない人間が好ましくない...
確かに、彼も当時は心身共に余裕のない状況だったし、世の中には彼みたいな思考の人も必要だとは思うんだけど、 「話し相手」レベルならともかく、仮にも付き合っている同士で、せ...