それなりに有名な作品だと思うので、詳しい解説は不要だと思うが、端的に言うと天才の医者の話だ。
しばらく作品を立ち読みしていると、何とも言えない高揚感と胸のモヤモヤが湧いてきた。
高揚感というのは作品の中で主人公がカッコイイとか話がおもしろいとかそういうものだろう。
しかし、このモヤモヤは以前から時々感じているものだ。
自分は今まで生きてきて、色々と優秀な人を見たり聞いたりしてきた。
中には一般に天才と言われるであろう人も。
そしてそういう人に会ったり、そういう人の話を聞いたりするとこのモヤモヤがいつも湧いてくる。
このモヤモヤについて考えているといつも行き着くのが「突出した能力への憧れ」だ。
その当人は別段そのことをなんとも思っていないが、他の人からそのことについて一目置かれている、そんな感じの物だ。
そのことに気がついてからこのモヤモヤをもっと深く分析していくと、この感覚は嫉妬に似ていることに気がついた。
絶対に自分では行き着けない境地にいる人間が確かにそこには存在している。
このような人間と社会という平等なフィールドで遭遇した場合、自分のようなちっぽけな凡人はあっという間に蹴散らされてしまうのではないだろうか?
どんどん突き詰めていくとこのような結論に行き着く。
そしてプライドが高い方と自認する自分としては、この結論に行き着くだびにモヤモヤとしてしまう。
このようなことを考えている人は他にいないのだろうか、ともこの結論に行き着いてから考える。
他の人はこういうことを思わないのか、それとも何とか折り合いをつけているのだろうか。
自分にはこういう真面目なことを語り合える友人がいないので、もしこういう経験がある人がいればあなたの意見を是非聞かせて欲しい。
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