通勤の途中に成城石井があるので、ときどき海外のビールを買って帰る。
ビール発祥の地(?)に簡単に勝てるはずがない。
フランスやベルギー、オランダのビールに負けるのもまあよしとしよう。
でもなぜタイやベトナム、果てはケニアのビールにまで負けてしまうのか。
華やかじゃない。
すごく大量生産的な味なのだ。にがいだけ、というか。
日本のビールを飲んでいると渋柿を食べているような気になってくる。
逆に、日本に輸入されてくるような海外のビールには、苦いと思うものがほとんどない。
甘く軽やかなビールが多い。
「ビールは苦いもの」と思って敬遠している人は海外のビールを飲んでみるとよい。
その味の広がりに驚くと思う。
素材の新鮮さがまったく違う。
まるで直前にとってきた材料から作ったみたいに新鮮ですがすがしい。