まあ、企業によるだろうけれど。昨年の就職活動において一番記憶に残った面接は、説教だった。
俺はいたって出来の悪い学生で、のらくら過ごし気付いたら2留していたぐらいだ。それでも、さすがにヤバいと思って昨年は真面目に就職活動をした。そしてある企業の面接にこぎつけた。
面接の相手は人事部長で、初老の人物だった。第一声は、「どうして留年したのか?」だった。
…しどろもどろで答えると、次に事前に行った性格診断の結果を示された。「この結果からすれば君は集団で何かをするのに向いてないようだが?」
さらに焦る俺。人事部長はたたみかける。「会社員に向いてないんじゃないの?」
その後は説教が始まった。俺の経歴。俺の性格。俺の緊張に弱い性質。俺の弱点と呼ぶべきあらゆる点を掘り返され、その点をひとつひとつ批判された。
…ある意味、その面接で俺はほとんどしゃべらなかった。その部長の説教を、ただ聞いているだけだった。
まさか面接の場で、説教を食らうとは思わなかった。同時に俺は、いかに認識が浅いかを思い知らされた。この経験を活かして、次は頑張ろうと思った。
…内定をもらったときは信じられなかった。が、後に同じ内定者を見付け、彼らの話を聞くと、なんと誰も面接での人事部長に「説教」を食らっていることを知った。
それが社風なのかもしれない。
俺は今、その会社で新入社員研修を受けている。不思議な気分だ。あんだけ説教された人が所属してる会社に通うことになるなんて。
…会社選びってのは…やっぱり縁なのかもしれない。
社風はよくわからんけど。 説教というか怒るのもかなりエネルギーがいるので、どうでもいい奴は基本的に説教なんかしないし怒りもしないもん。だから内定者はみんな説教うけてるっ...
きっとその人事部長(?)みたいな人の説教を、どんな風に受け止めるか、その様子も含めて面接なんだろう。 自分を批判する相手の説教を神妙に聞ける人間は、これまでが多少駄目...
昔はひどい面接あったな とんでもないセクハラとかイヤミを連発されてみたいな テストという枠を超えて法律問題になるんじゃないか、と言われていた 女子学生とか、行った先々でセ...
面接なんかは恐山の一角で日常的にセクハラパワハラがあるんだろうな。そういう会社じゃサービス残業とかも沈黙の了解。プラーク企業の癖に思い上がりも華々しいんだよ。法事国家...
「恐山の一角」「思い上がりも華々しい」「法事国家」「勘弁袋の尾が切れる」って 「がいしゅつ」みたいなネットスラングなのか?それとも天然?
そういえば、おいらも同じようなことが。 10年ちょっとの経歴で履歴書負けしたことはないのだが、「あなたは、青い鳥症候群だ」と説教を喰らった。 「それはそうかもしれないが、こ...