それは純粋な(数学で言う定義のように明白な)基礎知識ばかり.
それらは物事を考える為に必要なもの(のはず)だった.
次第に何かに対しての他人の考え方にも興味を持つ.
それを聞いて自分が「なるほど」と思った考えを
知識を頭に入れるのと同様の感覚で頭に入れてしまう.
それも覚えるばかりで,自分で考える力も無く,癖になっている.
今,何かが起きたとしてそれに対する自分の考えが沸くのだけれど
本当に自分の考えなのか?自分は何故そう考えるのか?思うのか?
この人はこう考えるけれど,何故そう考えるのか?思うのか?
と問いを立ててみても答えが出ない.自分が生きている間に
見たり聞いたり経験して印象に残ったことを基にしている?
自分は確かにそう考えるのに何故そう考えるのか分からないと
所詮,頭の中知識・知恵なんて何かの寄せ集めなのか…
自分が一体,何を知っているというのだろう.
本を読んで外から取り入れたものだから「そういう考え方」
という知識でしかなく,自分の考えではないのだろうか.
いずれ必要になるときが来る。 そのときになればどの勉強が重要で、どの勉強が重要でなかったかがわかる。 のだけれど、 そういう状態に陥るのは現在の教育の失敗だと思う。 目的...
そもそも我々の肉体からして、常に外から摂取した物質と入れ替わってるわけで(一ヶ月で全部入れ替わるだとか聞いたことがある)、「自分」なんて所詮そうした流れ行く何かの中に...
『考え方』くらい自分で考えなさいよ。