会社の飲み会いっても、悪くはないが、楽しくない。ちっとも酔えない。
こんなことよりも仲間と夜通し(酒も飲まずに)議論したり、何かを一緒に作り上げたりしている方がたぶん楽しい。
そう思ってしまう。ただ、今の自分にはそういう仲間はいないけれども。
きっと、俺はそうやっているときが一番「酔い」が回っている状態なのだと思う。
自分に、自分のやっていることに、仲間に、酔っている。集団で酔っている。
人によっては集団的な幻想と言うような、夢を、みんなで追うと言うこと。
ひょっとすると、比喩ではなくて本当に何かの脳内物質が分泌されて酔っているかも知れない。
みんな決して悪い人たちではないが、ここは自分のいる場所じゃないと思ってその点が少し気が引けて、ますますここにいるべきじゃないという思いを強くする。
。
あーあ、きっと俺は心の底じゃ君らを軽蔑しているんだ。
仮面の内側に塗り込めた憎しみや蔑視が表に滲み出やしないかと気を遣っているよ。
俺の人生において君らは背景でしょ。君らだって俺のことをその程度にしか見てないでしょ。
と、また始まる。