同期の女の子を好きになってしまって、何度か誘った挙句、そういうタイミングでも、雰囲気もまったくないというのに、告白してしまったのだった。
理由はひとつ。上の人がその子を狙っていて、
やばい、まずい・・・と一人あせって突っ走った2008年11月某日。
誰かに相談してからにしろよ。もっと、距離を縮めてからだろ。相手気づいてすらなかったじゃん。いつかの繰り返し。再生。再生。
でも、もう時は戻らない。
恥ずかしいけど、しばらく仕事は散々だった。比較的、穏やかな上司に懇々とつめられた。
あれから彼女はどこかよそよそしく、話しかけるときに必ずといっていいほど、何か私の態度を伺うような視線を投げかける。
彼女と先輩は給湯室で仲良くおしゃべりする。帰る時も楽しげに話している。
私がいることを察すると、何か急によそよそしくなる。
妄想、かもしれないけれど。
これからたぶんずっと同じ職場だ。
転職しない限り。
上司に相談してみたら、
うちの仕事は確かに忙しいし、日々残業フィーバーだし、今さびしさとか抱えて人恋しいとか思って、告白してしまったんだと思うけど、苦しいかもしれないけれど、今はずっと耐えるしかないよと。
仕事で見返すとか。
何か趣味やったりとか。
耐えるしかないよ。
大丈夫。
人は見てないようで、案外見ているから。
ありきたりかもしれないけれど、
がんばれ。