首切りの理由に使ってみるとか。
君はオフィスの二酸化炭素排出量の制限を越えそうだから首を切る。だいたい平均的な排出量に見合ったパフォーマンスを出していない。ああだから今から息をしないでくれるかな。今すぐだ。
意味不明だけどこういうやり方がまかり通るんじゃないかな。あらかじめオフィス全体の価値に盛り込むこともできるだろうし、そういう売り方もまたおもしろいんじゃないか。売り出した側としては一時的にでも儲かればいいわけだし。
実態と関係なくても否定し難い概念を打ち出しておいて、そこからあれこれと派生的に商品が沸いてくるのは見ていておもしろい。根本的にばかばかしいことは間違いないのだが、そういう手があったのかと感心してしまう。
実際、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートあたりが『炭素生産性』という概念を打ち出してるらしいよ。 炭素排出量当たりの付加価値。
コンサルタントの米マッキンゼー社は6月にまとめた報告書で、「それには炭素生産性を現在の10倍にしなければならない」と指摘した。 わりとありふれた考えなんですねぇ。しろーと...
まぁ世の中そんなもんだ。 そのうちコンサルバブル崩壊なんてことになるかもしれないね。