2008-08-19

本当に貧しくなったのか?

痛いニュース(ノ∀`):10〜30代の若者、遊びが「貧困化」。携帯、ネット、ゲームに時間使う若者増加 …レジャーにも「格差」が

最近こういう最近若者はビンボくさいというような記事ができますが、本当に貧しくなったのでしょうか?

ワーキングプアの問題など、憂慮しなければならないこともあるでしょうが、見落とされるものもあるような気がします。

ちなみに私は、それほど裕福ではありません。貯金とかすごく少ないですし。

でも、給料は悪くはないと思う。底辺地方基準だけど。それなのになぜビンボくさいかといったら、思うに、親の世代に比べたら出費が多いんじゃないかってことです。

まず、ケータイ。一人1台の時代です。どんだけ通信費使うんだよってことです。団塊の世代が若かりしころ、こんなに毎月出て行くものがあったのでしょうか?

それから、インターネットをすればプロバイダキャリアに毎月払うものが出てきます。かなり安くなってきているとはいえ、やっぱり無視できない金額です。

それから、買い替えが頻発するハイテク趣味が増えたこと。この辺は想像で申し訳ないですが、たとえばフィルムカメラって10年とか余裕で使えましたよね?

でも、デジカメを10年も使ってたら、何なの?死ぬの?ってな有様です。

それから、PC。続きはWebってなあんばいで、持ってること前提。昔のPCは高かったとはいいますが、持ってるのは一部の好事家のみだったわけです。

そして、これも10年も使えません。

その他、世の中にはものがあふれており持っていないと何なの?死ぬの?ってな印象を与えるものも少なくないわけです。

商業主義に躍らせてる部分もあるのでしょうが、兎に角団塊の世代が若かりしころにくらべたら物的誘惑が多いのではないでしょうか?

団塊の世代の話を聞くと、若かりしころからこつこつ金をためて云々とかいう話とか聞かされます。

そうでなくとも当時の遊びは、今から見るとモノ的にビンボくさいですよ。

あとは、さっぱりわからんですが、税金とか今と比べてどうだったんでしょうか?

食費は?

その他生活費は?

そういったものをぜんぜんあげることなく、ただ単に今の若いモンはビンボくさいってのは乱暴すぎる論法ですよ。

収入が減るというのは嫌ですけど、それにあわせて物価が下がればどうってことないですし。

今と昔の家計簿を見比べてみたいものです。

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