というのも4月の新歓の時に多数の先輩達から敬語使わなくていいよ、と言われていたからだ。
その言葉に甘えて敬語は一切使っていなかったのだが、少し失敗した。
最近メールアドレスを交換した先輩の1人(先輩Aとする)から「敬語使え」とメールで叱られたのだ。
他の先輩や同じ1年にも俺が敬語を使わないことをよく思っていない人がいるぞ、と。
確かにその先輩Aには敬語使わなくてよいと言われていたわけでは無いので素直に反省し、敬語を使わなくて良いと言ってくれた人も含めて敬語を使う頻度を増やすことにした。
次の日先輩Bと会った。前日に先輩Aに叱られていたので意識して敬語を使うことにした。新歓の時にほとんどの先輩からは敬語を使わなくて良いと言われていたが、AとBだけはそう言っていなかった。つまり、Aの言う「よく思っていない他の先輩」とはB以外にありえないのだ。
ところがBは会話中に「敬語なんて大学なんだから使わなくていいよー」言ってきたのだ。とりあえずBには敬語を使うのをやめたが、どうも腑に落ちない。
Aは敬語を大事にしていることは分かった。俺も目下の人間なのだから大人しくそれに従う。
だけど「他の先輩もよく思っていない」だなんて嘘をつく必要なんて無かったじゃないか。あんまりだ。
もしかすると和歌山出身の俺の話す言葉が関西弁だから余計に気になったのかもしれない。
でも余計な嘘を入れずとも「敬語で話せ」と一言言ってくれるだけで俺は直したのに。
多数の先輩達から敬語使わなくていいよ、と言われていた 社交辞令または心裡留保の勉強のチャンスだぜ。 先輩になると「度量の広い良い先輩」を演じたくてこういう事を言ってしま...
敬語の使い方って難しいね