■「なんで自分を分かってくれないの」と嘆く人たち

http://anond.hatelabo.jp/20080302145323

　こんな増田の独り言に関心ある人がいるんだ……

　今週は仕事でドタバタしていて続きが書けないのだけど。

「他人に受け入れられる」ためには「他者とあわせる」ためには

「他の人の気持ちも考えなくちゃ」いけないってことだと思う。

とはいえ、語弊承知で書き表せば

前者はご機嫌取り、後者は思いやり。

自分主体と他人主体。

　Ａさんは、常日頃、

• 「なんで自分を分かってくれないの」

と嘆いていた。

• 「私はあんなに他人のことを気配りしているのに」
• 「どうして周囲はそんな私の言うことを聞いてくれないの」
• 「それは私が嫌われているからだ」
• 「相手の●▲という性格が悪いからだ」

というループな話ばかりを繰り返していた。

彼女は、

• 自分が相手にどう見られているか

という箇所にこだわりすぎていた。

相手がどのような考えで、どのような過程でそのように発言したのか。

そうした他者の行動に対する理解に欠如していた。

全ては「相手が自分をどう思っているのか(自分を好きなのか嫌いなのか)」。

その視点から抜けきれなかった。

本人は、

「他人に受け入れられる」ため、「他者とあわせる」ため

努力をしているつもりなんだろうけど、

第三者的に見れば「自分に都合のいい他者」を求めているだけだった

自分を100％理解してくれる(＝受け入れてくれる)人だけを求めていた。

そんな都合のいい人はいないだろう……とツッこんでも理解できなかった。

だから、家族も知人もみんな距離を置きたがる。

みんな私を理解してくれない。私の敵。

そのように物事を決めつけていれば展望も開けない。

その結論がどうなるのか。僕も分かっていた。

僕が見放した瞬間、彼女の物語が完結すると言うことも。

そんな風に周囲の無理解を嘆く人たちは、

会社でも学校でも他の社会でも少なくない。

そういう場合、放っておけばいいんです。

答は分かっているんだけど、なかなかそうもいかない。

で、見事、ドツボにはまっていった

……というのがこの間の経緯です。

Permalink | 記事への反応(0) | 21:43

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