あいつらさぁ、熱心に作者の真意を解読することを試みたり、
作者の過去の作品から、パロの元ネタから、歴史の実例から、比較検証して、
果は哲学やら心理学やらまでひっぱりだしてきたりとか、してるじゃん?
そんなんみるとさ、俺、「こいつらスゲーな」って思うわけね。
単にその考察に感心したり共感した、とかじゃなくて、まぁそれもあることもあるんだけど
それよりも「なんでこんな報われないことに(おそらく)すんげぇ時間かけられるんだろう」
って驚きがあるわけね。
それで金貰ってるんならまだしもむしろ金だして感想書いてるわけじゃないですか。
その上、キルケゴォルやらヘーゲルやら手塚やら何かのDVDやらも金出して身につけた知識じゃないですか。
そういうのをなんか、ねぇ、いかにもオタの萌えのツボしか狙ってないようなアニメを
「なんとか花袋等の明治期の文学に通ずるものがある」とかなんとか飾り立てたり
本当はオチ考えるのめんどくさいからテキトーにほっぽりだしたんだろ?な作品を
めちゃくちゃ深読みしたりするのに使うヤツとか、
とってもすげぇとおもいます。ジツガクだな、って思いますよ。腹は膨れないけど。
俺にはとてもマネできません。
仮にそういう本読みまくった博士だったとしてもですよ、俺にはマネできないです。
そういう考察が楽しいからじゃん。 十分に報われてる。
自分の中で知識のノードが繋がってくのが楽しいのです。 それを文章っていう形に直すと曖昧なところが形になってきてなお楽しいのです。 書いた時点で結構満足してもいるんですが、...
あんただって「漫画とか小説とか考察やら感想やらのブログ」の 「作者の真意を解読することを試みたり」してるじゃん