2007-11-30

自分で自分にインタビューしてみたら?

http://anond.hatelabo.jp/20071130211658

増田はただ出力の仕方を知らないだけじゃないかと思う。

いろんなものを見たり聞いたりしたとき、

増田の中ではいろいろな感情や考えが渦巻いているはずなのに、

自分でそれを「つまらないこと」と見過ごしてしまっているのかもしれない。

人は十人十色

増田感性も、誰かにとっては価値があるかもしれないよ。

最初はうまく表現できなくて伝わらなくても、

少しずつ出力に慣れていけば大きく変わるんじゃないかな。


僕は仕事柄いろんな人にインタビューをするんだけど、話の上手い人は本当に上手い。

適確な質問を少し投げかけるだけで済んでしまう。

でもそれは、やっぱり思考と出力を繰り返してきてる人だからなんだと思うよ。

自分の考えをまとめて話すことができない人は多い。

話があっちこっちに行っちゃったりして。

でも、バラバラな話でもこちら側でまとめていくとちゃんとその人の芯が見えてくる。

ちゃんとあるんだ。

中には、ちっとも話してくれない人もいる。

たぶん人と話すのが苦手か、何か立派なことを言わないといけないって思いこんでるみたい。

だから、時間はかかるけど少しずつ緊張をほぐして、質問を具体的にして、

焦点を絞り込んでいくと、つたないながらもいろいろ話をしてくれる。

話は上手くないけれど、ちゃんと芯は見えてくるよ。

増田の場合、たとえば日記なら

書くときに自分自身にインタビューをしてみたらどうだろう?

たとえば、料理を食べたとする。

おいしかった。

じゃあ、どこがおいしかったのか考えてみる。

カレーなら、肉?ごはん?辛さ?

なぜおいしかったのか考えてみる。

肉がやわらかかった?ごはんサフランライスだった?あるいは懐かしい辛さだった?

ここ!

たとえばの話で申し訳ないけれど、懐かしい辛さだったとしたら、

なぜ懐かしいか考えてみて欲しい。

昔母が作ってくれたカレーの辛さに似ていたとか、とある旅先で食べたカレーの辛さに似ていたとか、好きな子とのデートで食べたカレーの辛さに似ていたとか。

表現するときに大切なのは「なぜ自分がそう感じたのか」を考えること。

それを繰り返していくと自分の趣味嗜好や考え方が客観的に見えてくるかもしれないよ。

そうすれば、表現もしやすいし、論理も組み立てやすくなると思う。

自分の感情の動きを見逃さないようにすること。

これちょっと試してみて。

記事への反応 -
  • 俺、文章が書けないんです。 書くには書けるんだけど、果てブでブックマークを何十も付けられるような論理立った文章が書けないんです。 だからネットで議論もできません。文章が書...

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